#9104/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 16/11/19 21:04 ( 34)
二話分まとめて 永山
★内容
WOWOWのドラマ「ヒポクラテスの誓い」第三話と四話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
真琴の友人・柏木裕子の症状は回復せず、そのまま死を迎える。担当医・梶原の診断
では肺炎の悪化とされたが、光崎は、裕子が病院に担ぎ込まれた折に発熱がなかったこ
とを不審に感じ、遺体解剖を主張する。真琴は遺族である裕子の母親を訪ね、直接、解
剖の打診をするが猛烈な反対に遭う。その間、真琴とともに柏木宅を訪れていた樫山
は、家の台所をざっと探り、裕子に出されていた薬の大部分が残っていることを突き止
め、携帯電話の写真に収める。裕子の母はわざと薬の量を減らしていたのか? そうだ
としたら、何の目的で?
しかし、この写真だけを証拠に、解剖に持って行くのは難しい。そこで光崎が古手川
刑事に提案したのが、鑑定処分許可状――裁判所の許可を得て強制的に鑑定ができる令
状を取ること。週末の葬儀までに令状を取るべく、県警が動く。
だが、柏木家では葬儀を早めて執り行うことに。何者かが裕子の母に、鑑定処分許可
状の件を吹き込んだのか? 急ぐ刑事。果たして間に合うのか。
一方、光崎が鑑定処分許可状を求めていることを真琴から伝え聞いた上司の津久場と
梶原は、真琴が立ち去ったあと、何やら剣呑な会話を交わす。隠していることがあるよ
うだが……。
――といった粗筋は三話の半ば辺りまで。このあともめまぐるしく展開し、薬の副作
用云々という話になるのですが、見ていて疑問に感じたことが一つ。
薬の副作用って、報告がある度に各病院でコンピュータに入力して管理しているみた
いなんですが、それでは追いつかないほど薬の副作用は連日報告されている、だから入
力が遅くなると副作用を知らずに医者が使ってしまう場合もある、と。本当にそれが実
情なのかしらん? 間に合わないのなら、各病院で登録するなんてことはやめて、一元
管理するセンターを作って入力を迅速に行い、そこに各病院がアクセスする形にする方
が、被害の発生をより防げそうな気がするのですが。ドラマに描かれたことが今の実情
なら、とても怖いです。医者だってやってられないんじゃあ? だからこそ作品テーマ
になるのかな。
ストーリーの方は、いかにも医学ミステリーって感じになってきて、王道パターンで
はありますが、やっぱり引き込まれる。もっと色んな事件を描けそうだからきっと続編
があるのだろうと思ったら、その通りでした。
で、ドラマは次が最終回。もうほとんど決着してる気もしますが、どう盛り上げるん
だろう?
ではでは。