AWC 落語を聴きに行こう>第十回博多天神落語まつりその1   永山


        
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★タイトル (AZA     )  16/11/05  20:18  ( 54)
落語を聴きに行こう>第十回博多天神落語まつりその1   永山
★内容
 博多天神落語まつりも回を重ねて十回目。例年は三日間の開催が、区切りの十回を迎
えたということで四日間の日程で催されました。
 このイベントを観に行くのは二度目になります。今回も前回同様、ひいきの噺家であ
る立川志の輔を基準にして、日を選びました。購入したのは二日目(十一月四日)の十
四時から、キャナルシティ博多の一角、キャナルシティ劇場で行われるもの。志の輔以
外の面々も、パペポTV等で好きになった笑福亭鶴瓶や、関西ローカル番組で慣れ親し
んだ桂南光、桂きん枝といった有名どころが揃っており、どちらかといえば初心者向
け、一般向けの回だと言えましょうか。
 当初は、この落語に合わせて、二泊三日ぐらいの旅行とする予定でしたが、父が八月
にやった足の怪我の回復が遅れており、万全ではないってことで、日帰りとなりまし
た。会場はJR博多駅から徒歩十分程度。他の場所には一切立ち寄らず、という行って
来いの旅程に。片道五時間ほど掛けて動く割に、運賃がちょっともったいない。旅程が
直前まで決まらなかったため、スーパー早割の類を事前に購入することはできず。当日
購入可能な割引切符である新幹線二枚切符で少しだけ節約。
 こうなったら諸経費の方をなるべく抑えようってことで、昼食は弁当――駅弁ではな
く、当日の朝スーパーで買った弁当、お茶やコーヒーは自宅で作ってペットボトルに詰
めていく。
 十二時四十一分に博多駅へ到着。帰りの二枚切符を買ってから、キャナルシティ博多
へ向かう。二度目だから道順はある程度覚えているものの、自信がなかったので前もっ
てネットで調べておいた。だから楽勝――とは行かず。駅のどちらの出口から出ればい
いのか、調べ忘れてた。まあ、少し歩いて、掲げてある地図を見たら簡単に判明したの
ですが。
 歩くことおよそ十分、十三時十三分頃にキャナルシティに着く。父の足は案外、好調
のようでよかったんですが、私の方があんまりよくなかった。自己判断ですが脊柱管狭
窄症の気があって、歩く内に左足がしびれてくる症状が稀に出ます。とにもかくにも、
エレベーターでキャナルシティ劇場のある四階へ。
 開場は十三時三十分なので、しばらくぶらぶらして時間を潰す。と言っても、二人と
も足が痛いので座りたいところなのですが、劇場の入っているフロアはすでに大勢の人
で溢れ、ベンチに空きはなし。他の階なら空いてるんだけど、そこまで往復する元気が
ない(汗)。実際、十五分程度だし。ただ、主催する側も商売っ気を出して、関連グッ
ズを先に売りに出せばいいのに、やってないのね。落語のチケットを買った人以外にも
グッズを売ろうという発想がないのか、開場後、中で販売しています。
 開場時刻になると、ユニフォームらしき法被を着た係の男性が、並ぶ人はこちらに四
列で並んでくださいと案内を始めました。“並ぶ人は”ってのが面白い。全席指定なの
で、早く座れるか遅く座るかの違いだけ。故に“並ぶ人は”となるのでしょう。でも、
並んだ人は大勢いました。劇場のあるフロアを区切るドアを軽く越え、周囲をぐるりと
囲う形の空中回廊?にまで延び、その端はエスカレータの降り口にまで続く。エスカ
レーターがあるってことは、そこから上がってきたお客が次から次へと並ぶことにな
り、結果、いつまで経っても行列が短くならないという現象が。
 無論、いつまで経って元は大げさで、十五分ぐらい経過して、だいぶ行列が短くなっ
たところで、私達も並びました。各人、チケットを持って、劇場の入口でそれをもぎっ
てもらって、代わりにプログラムやチラシの入った袋を受け取り、入場です。
 案内図を見て、座席の位置を確かめ、移動します。
 今回、催しに噛んでいる地元テレビ局のホームページからチケットを申し込んだので
すが……はっきり言って、凄く悪い席。二階席の奥の方かつ右端。同じ値段で一階最前
列で聴ける人がいるかと思うと、かなり悔しい。手数料分余計に払っているから、尚更
です(苦笑)。販売開始当日(日付が変わってすぐぐらい)に申し込んで確保された席
なのに、この程度ということは、テレビ局への割り当て分がそもそもたいしたことがな
いってことなのかな? 次回があれば、違うルートでチケットを確保しようっと。
 開演の五分ぐらい前になると、携帯電話の電源を切ってくださいという旨のアナウン
スがあったので、切る。前回どうだったかを覚えていませんが、考えてみれば、マナー
モードでも気になるもんね。

 続く。ではでは。




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