#9035/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 16/09/16 20:04 ( 32)
どうしようこうしよう 永山
★内容
NHKの朝ドラで、昭和三十年代が舞台なのに、作中に出てきたアンケート用紙が明
らかにパソコンかワープロで作られた物だったと話題に?なってるんだとか。
時代に合わせた印刷物を作れるソフトがあったら、重宝しそうだなぁ。
日本テレビ系のドラマ「遺産相続弁護士柿崎真一」第十話を録画視聴。ネタバレ注意
です。
本作もここ数回は下降線をたどっている感じがする〜。今回の題材は、タイムカプセ
ルに入った絵の権利。それだけならなんてことないんだろうけど、ゴーストライターな
らぬゴーストペインターの存在が、話をややこしくする。とまあ面白くなりそうなネタ
なんですが、活かし切れていない感じを受けました。まず、失踪していたゴーストペイ
ンターが、画家の未亡人や柿崎らの乗っていたパトカーに当たり屋行為を仕掛けてくる
形で関係を持つというのがいただけない。偶然なのかわざとやったのか分からない。偶
然ならできすぎだし、わざとなら画家の遺言の内容を知る必要があるけど、どうやって
知ったのか分からない。画家とゴーストは当然面識があるけれども、遺言の内容を教え
るような関係ではないし、そもそも遺言の内容を教えるくらいなら、端から真意を伝え
ろよって話になってたから、どうにもしっくり来ない。
画家は高校時代におけるゴーストのある裏切り行為を理由に、ゴーストペインターを
やらせるようになったものの、その後のゴーストの人生を奪ってしまったような形にな
ったのが申し訳なくて云々という流れなのに、ラストはゴーストペイントであることを
伏せる代わりに絵の所有権は未亡人からゴーストの奥さんに渡るという決着で、何だか
納得できない。法的にどうなのかというのもあるけれど、それ以上に趣旨が違ってくる
ような。
夭折した有名画家が実は絵がへたくそだったという設定も、ありそうにない気がす
る。高校生ぐらいまでの友人が「あいつにこんな絵が描けるはずがない」って気付くだ
ろうに。
結局、今回の見せ場は法廷に立たない弁護士だった柿崎が、法廷に出てくる展開にあ
ったのかな。法廷に立たない理由が、しょっちゅうちゃぶ台返しをして信用されないか
ら、というのでは拍子抜けですが。
次で最終回。予告ではやたらとシリアスなシーンが続いていましたが、どうなること
か。
ではでは。