AWC クルーズに行ってみた>クルーズライフ開始   永山


        
#8722/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #8720 ***
★タイトル (AZA     )  15/11/19  01:48  ( 66)
クルーズに行ってみた>クルーズライフ開始   永山
★内容
 入室して真っ先に確認すべきことは? ――荷物が届いているかどうか、です。
 もちろん、無事に届いていました、ダンボール箱二つ。いや、確かめる前に、部屋の
ドアを開けた途端、でんと置いてあるのが目に飛び込んできたんですが。
 中身も無事であると確認し、ジャケットやスラックスの類を、ウォークインクローゼ
ットのハンガーに掛ける。と、クローゼット内で足下を見ると、緊急避難用の救命胴衣
がきちんと装備されていました。オレンジ色が眩しい。
 救命胴衣を見て思い出しましたが、出航までに乗客参加で緊急避難訓練を行う規則に
なってます。その段取りをチェック。16:15頃に短音7回、長音1回の警報が船内
放送で流れるので、それを合図に指定の場所に集合するようにとのこと。時計を見ると
15:32だったので、少し余裕があります。部屋に置いてあった案内冊子に、ざっと
目を通す。このとき担当してくれる客室係が、カロリンという名前だと分かりました。
手書きの名札?が置いてあったので。“キャロライン”じゃないのかなーと思ったけ
ど、直接聞く機会はなかったです。

 船内新聞“アスカデイリー”も置いてあったので、素早くチェック。私が最も気にな
っていたのは、マジシャンが乗っているかどうか、です。今回乗船している全エンター
テイナーについて、今日のアスカデイリーを見れば即分かるという訳ではありません
が、その日のイベントにマジック関連のものがあれば確定です。
 果たして――ありました! 21:00〜23:00にクラブスターズというところ
で、バーマジックタイムが行われるとあります。これで希望の一つが叶いました。多
分、二日目にもクロースアップマジックショーか、マジック仕立てのプロダクションシ
ョーが行われるはず。前者なら早朝から予約に並ばねばなりません。その旨は夕食以降
に配られる、翌日分のアスカデイリーに記載されるはずですが、果たして。
 とまあ、だらだら書いていますが、アスカデイリーをチェックするのに掛かった時間
は、せいぜい三分。乗船してすぐに行くべき場所が頭にあったので、急いでいたんで
す。
 どこへ向かうかと言いますと、11デッキにあるパームコートと呼ばれるスペース。
ここでウェルカムドリンクが振る舞われるのです。通常、飛鳥Uクルーズでは、アル
コール飲料はクルーズ代とは別料金になってますが、ウェルカムドリンクとセイルアウ
ェイパーティ等の船の着岸離岸のセレモニーで振る舞われるアルコールは無料サービ
ス。私は飲めない方ですが、父はそれなりに酒類が好きなもので。それ以前に、雰囲気
を味わいたいというのもあります。

 パームコートに行ってみると、すでにそこそこの乗船客が集まってました。11デッ
キつまり11階のフロアは、上から二つ目の層で、パームコートの他、進行方向に展望
の開けたビスタラウンジや和室、別料金の寿司店「海彦」、スイートの客のみ利用可の
レストラン等々があります。
 パームコートの区画に入ると、まず半円のカウンターがありました。ビュッフェ形式
でミニケーキやクッキー、オリーブのおつまみなどの食べ物と、紅茶やジュースなどの
飲料タンク?が並べてあり、自由に取って食べてよいらしい。ウェルカムドリンク自体
は三種類あり、テーブル席に着くと、ロシア系と思しき女性が、その三種で満たされた
グラスを、お盆に載せて、どのドリンクがよいかを日本語で聞いてきます。白ワインと
ロゼワインとオレンジジュース。フィリピン系と比べると、ロシア系は日本語の発音が
若干聞き取りにくく、父は赤と言ってロゼワインをもらいました。私も同じ物を。久々
のアルコールだけど、大丈夫でしょう。
 ビュッフェ形式のカウンターから、クッキーを何枚か取ってきて、飛鳥U最初の飲み
食いの始まり(笑)。その最初の感動のせいか、それとも疲労感のせいか、とても美味
しく感じたです。
 ふと気付くと、周りの席では、ナプキンを膝上に掛けている人がちらほら。どこに?
と思ったら、目の前の卓上に、バベルの塔のような形に、きれいに固めてありました。
使わねばならないってことじゃないらしく、男性は全く使っていない。男女のペアで
も、女性は使ってるのに男性は使ってないし。てことで、私達も使わず。
 海を眺めつつ、飛鳥Uの第一印象なんかを話してると、通り掛かった日本人船員(結
構、位が上の人かも?)の男性が、挨拶をしてくれました。こちらも返礼してそれでお
しまいかと思いきや、父が手にしていた一眼レフカメラを種に、そこそこ話が弾んだで
す。いくらか残っていた緊張感が、これでほぐれた気がする〜。
 男性船員が立ち去ってしばらくすると、最初のロシア系女性ウェイターがやって来
て、小さな串に刺したオリーブのおつまみと、チョコレートを二つずつ、持って来てく
れました。これも美味しかった。オリーブのおつまみは初めてでしたが、塩味が利いて
おり、ワインに合う(と思った)。それからまたしばらく経つと、お代わりはどうかと
いうので、父が今度は白ワインを所望。とにかく、お客の動きに目を配っている感が伝
わってきて、好印象です。
 ウェルカムドリンクは何杯飲んでもかまわないんですが、ここで酔っ払う訳にはいき
ません。ぼちぼち、避難訓練です。

 続く。ではでは。




元文書 #8720 クルーズに行ってみた>法則発動   永山
 続き #8724 クルーズに行ってみた>避難訓練とまたパーティ   永山
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