AWC クルーズに行ってみた>法則発動   永山


        
#8720/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #8718 ***
★タイトル (AZA     )  15/11/17  01:31  ( 80)
クルーズに行ってみた>法則発動   永山
★内容
 案内板で場所と道順を確かめたあと、二人して歩き出した途端、後ろから声を掛けら
れました。振り返ると、二人組のご婦人が。
「どちらの船に乗られるの?」と問われ、飛鳥ですと答えると、「どこで受付するので
しょう?」と問われた。
 かねがね、旅先で人から道順を聞かれる経験がやたらと多い気がする私ですが、また
もやです(笑)。
※ここまで再録※

 でまあ、ちょうどそこ(受付場所)へ向かうところではあったものの、絶対確実に正
しい自信はない。「僕も初めてなんですが」と前置きした上で、多分こちらですと指し
示しつつ、先に行ってしまった父を追い掛けました。途中で、歩行者用信号が青から赤
に切り替わったので、ご婦人二人組とは距離が開いたんですが、道はまっすぐで見通せ
るからまあいいかと、そのまま心持ちゆっくり進みます。程なくして、目的の建物が見
付かり、一安心。念のため、後ろを振り返って、こっちですよと分かるように腕で示し
つつ目礼。一応、間接的に道案内できたことになるかな?

 この段階で、13:50ぐらいだったか。早い、早すぎる。それなら時間潰しがて
ら、周辺を見物したり、入港済みの飛鳥Uを写真に収めたりすればいいんですけど、す
でに足に堪えており、写真を撮る元気が出ず、待合所で椅子に収まってました。まあ、
港湾施設などが邪魔で、よいアングルがないというのもありましたが。
 一時間前の14:15頃から人が増え始め、施設の人?が椅子を追加で並べ始める。
 14:30に、手荷物の受付が始まりました。大きな手荷物を前もって預けると、部
屋まで運んでおいてくれる。身軽になれば、港周辺をぶらつくのが楽だということです
ね。
 それから十五分もすると、施設内は人で溢れ、椅子が足りなくなりました。もう追加
分もないようです。でも、乗船受付は始まらず。荷物の受け付けがずっと続いていま
す。
 私達は手荷物を預けることなく、ずっと椅子に座ってました。で、ここでもファッシ
ョンチェックをしてました。女性は和服の方を三名ほど確認しました。少なくとも、カ
ジュアルには見えません。大半の女性は、ちょっとお洒落で派手な洋服でした。帽子を
被っている人が目立ちましたが、船だと飛ばされる心配ないの? 男性はジャケットに
スラックス、ノーネクタイが多く、和服はいなかったと思います。ここまで見て、自分
達もそんなに見劣りすまいと安堵してたんですが、ただ一点、靴がちょっと……。私達
はいかにもスニーカーらしいスニーカーでしたが、他にスニーカー履きは小さな子供ぐ
らいで、大人は渋めのデッキシューズ、もしくは革靴らしき見栄えのする靴ばかり。
うーむ。もし次回があったら、考えよう。
 あと、年齢層は聞いていた通り、高齢者が九割がた占めていたかと思います。車椅子
の方も、女性を一人見掛けました。乗下船が大変そう。専用通路が設けられた港もある
みたいですが、博多ではどうなんだろ。

 そうこうする内に、15:15になりました。結局、定刻に乗船受付スタートです。
 窓口は、ツアー組が二つ。旅行会社に直接申し込んだ組は、各社別ではなくひとまと
めに、ただし、部屋のランク別に二つに分かれていました。
 割とスムーズに進んだんですが、窓口の区分けを示す紙を掲げる人の掲げ方が中途半
端で、見えづらかった。ともかく、窓口で乗船券(乗船引換券)と問診票(この三日間
で下記の症状は出ていませんか?的なあれ)を提出し、引換券を返してもらうとともに
乗船カードを受け取りました。おお〜、ちょっぴり感動。なお、乗船カードのサイズ
は、キャッシュカードなど一般的なカードと同じでした。
 乗船カードを受け取ると、そのまま施設を通り抜けて、港側に出ます。おっ、目の前
に飛鳥Uが見える。皆さん、写真や動画をばんばん撮ってます。乗船口は5デッキにあ
り、地面からはちょっと高い位置になってる。そこへ通じる階段が細くて、乗客は一列
になって登ります。登り始めには飛鳥Uのカメラマンがいて、乗客皆さんの“記念すべ
き第一歩”を撮影してる(あとで有料で購入可能)。私も登ってみて、まず感じたのは
手すりがぐらぐら揺れて不安定なこと。構造上仕方ないのかもしれませんが、かなり頼
りなく、お年寄りには不安かも。もちろん、実際に何か起きたという訳ではなく、心理
的な面で。
 さて、船に一歩、足を踏み入れると、乗組員(船員ではなく、ウェイターや客室係ら
しき人。以下、便宜上使い分けます)達が出迎えてくれます。歓迎の言葉は、事前の調
べだと、「お帰りなさい」だったんですが、それは聞けなかった(と思う)。「ようこ
そ、いらっしゃいました」だったかな。あ、乗組員の大半は、外国人です。フィリピン
の人が多いと聞きましたが、私には外見で判断できません。皆さん、日常会話なら日本
語で大丈夫です。

 乗船後、レセプション前を通って、エレベーターに乗り、部屋に行こうとしたのです
が、やはり初めての船、初めてのクルーズとあって、勝手が分からない。7デッキ(七
階)にある部屋で、部屋番号も分かってるんですが、とにかく広い。7デッキのエレ
ベーター前に待機していた客室係の女性の一人に尋ねると、すぐに教えてもらえまし
た。
 事前に聞いていたけど、廊下が長い! それに、廊下の左右に部屋が配されていたの
かと思ったら、片側だけでした。廊下は奇数番号の部屋と偶数番号の部屋それぞれに一
本ずつある訳ですね。この並びなら、ドアを開けたとき、お向かいさんと顔が合うなん
てこともない。なお、私達の部屋は偶数です。
 部屋ですが、一番お安いKステートということで、父はかなり狭い部屋を想像してい
たみたい。かつてのカーフェリーなんかだと、上下の差が激しかったですから、そのイ
メージが強いみたい。実際に部屋を目の当たりにして、「何だちゃんと広いじゃない
か。これなら充分充分」と満足げ。窓からの眺望は、確かに救命ボートで一部遮られて
いますが、全く見えない訳ではなく、問題なし。立派なベッドにデスク、クローゼット
やテレビがうまく配置されており、快適に過ごせそうです。

 続く。ではでは。




元文書 #8718 クルーズに行ってみた>出発から港まで   永山
 続き #8722 クルーズに行ってみた>クルーズライフ開始   永山
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