AWC 古きを磨いて新しきを作る   永山


        
#7755/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  13/06/03  21:41  ( 26)
古きを磨いて新しきを作る   永山
★内容
 スカパー!開放であれこれ視聴。
 プロレスラー小橋建太の引退試合および関連特集番組がてんこ盛り。五月の
時点で、小橋の引退試合目当てでスカパー!に加入した人がいたら、怒るんじ
ゃないか。

 プロレスや格闘技、ドラマやアニメを除いた最近のお気に入りの一つが、ヒ
ストリーチャンネルで放送されている番組、「アメリカン・ビンテージ」。
 持ち込まれる古い品物や、拾ってきたがらくたを、リックをボスとする修理
屋が、新品同様に直し、儲ける番組。店員のほとんどが個性的で、掛け合いも
面白い。それに何と言っても、修理の見事さに目を見張ります。写真などの資
料を参考に、部品を探し出し(なければ作る)、さびだらけの表面を砂で磨い
てきれいにし、塗装し直し、当時のまんまのデザインに仕上げる。最初、運び
込まれたときの状態とあまりに違うので、持ち込んだ本人が「これ、本当に
私の?」と聞くこともしばしば。
 で、ミステリに応用するとしたらと考えたのが、凶器の隠滅。あそこまでき
れいにして作り直せるのなら、殺人事件の凶器も新品同様になるんじゃないか
と。砂を吹き付けて汚れを磨けば、物的証拠の多くは飛んでしまいそうだし。
 「アメリカン・ビンテージ」には姉妹番組がいくつかあって、その内の一つ
「アメリカン・ピッカーズ」はアンティーク屋?の男二人が全国を走り回り、
家庭の不用品や集め過ぎて置き場のなくなったコレクション(の中からお宝を
見付け出して)を買い取り、儲けるのが大まかな流れ。この番組を観てると、
何でこんな物にそんな高値がということがやたらとあります。錆だらけの看板
とか、昔のガソリンタンクとか。それを思えば、凶器に用いた古くて重たい家
電を新品同様に直すってのも、ありそうな気がしてきます(苦笑)。

 ではでは。





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