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★タイトル (XVB     )  10/11/30  07:23  ( 20)
絵本感想>「ビロードのうさぎ」  $フィン
★内容
「ビロードのうさぎ」

作:マージェリィ・W・ビアンコ
絵:酒井 駒子
訳:酒井 駒子
出版社:ブロンズ新社
税込価格:\1,575(本体価格:\1,500)
発行日:2007年04月
ISBN:9784893094087

クリスマスの絵本ということで、図書館から借りてきたのですが、姪っ子に読んであげ
ていたらビロードのうさぎに感情移入しちゃって、目に涙がたまってしまいました。
男の子が大事にしているビロードのうさぎは、男の子のことが大好きでたまらない。で
も男の子が病気になって、男の子の持っている玩具はぜんぶ処分されることになる。そ
んなとき奇跡が。。。
この絵本の中には、男の子の病気が重くて、死を感じられるし、それに玩具の処分で玩
具としての死も感じられる。私の無意識世界にびんびん死と生との交互の再生が伝わっ
て、心を揺らします。無意識世界のかなり怖い領域までつっこんだ絵本だと思います。
この絵本は怖いけど傑作です。 






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