AWC 十の短いF   永山


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#5773/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  09/10/19  21:03  ( 47)
十の短いF   永山
★内容                                         09/10/19 21:07 修正 第2版
 最近格闘技ネタの雑談が増えていたので、ちょっとは軌道修正すべきだな、
何かないかなと考えた結果、前に言及して放置してた、藤子F不二雄SF短編
から私的十傑を、順不同で選んでみることに。
 好みに合う物があまりにも多すぎて困るので、ヨドバ氏シリーズや中年スー
パーマン左江内氏など、連作になっている物は除きました。

 まずは、小さな頃に抱いた藤子不二雄のイメージを覆してくれた作品。
「宇宙船製造法」
「ヒョンヒョロ」
「ウルトラ・スーパー・デラックスマン」
 中でも、読んだのが早かった「宇宙船製造法」の衝撃は大きかった。途中で、
え、そう来るの?って感じ。

 予想の遥か斜め上を行くオチ。ドラえもんが腕だけ登場するユーモアも。
「倍速」
 これも藤子不二雄のイメージからは大きくずれていますね、落ちが。

 何だか寂しい……。
「タイムマシンを作ろう」
「劇画・オバQ」
 「ドラえもん」や「オバケのQ太郎」の作者が、こういうのを描いて発表し
ていいのか、と思わないでもない。

 次の二作は、これまた寂しくなるんだけど、希望もあるよねというタイプ。
リリカルと呼んでいいのかな。
「ふたりぼっち」
「ニューイヤー星調査行」
 作者の本分はこの系統にあるんじゃないかなと思う。あくまで個人的に、で
すが。

 最後の二篇は、いかにもSFらしい(ときにべたな)アイディアが光る物か
ら選ぼうとしたんですけど、好みの作品をざっとピックアップしただけでも、
「征地球論」「絶滅の島」「カンビュセスの籤」「ミノタウロスの皿」「あい
つのタイムマシン」「オヤジ・ロック」「自分会議」「箱舟はいっぱい」「3
万3千平米」と九篇になってしまいました。
 ここから絞り込むのは難しいので、とりあえずこれらも別格扱いとし、残り
からまた二篇を選んでみることに。
 まずは「侵略者」。伏線のつながり方が心地よい。
 もう一つは「ある日……」。ストーリー自体はワンアイディア物だが、そこ
までに複数のアイディアを盛り込んだ贅沢さ。

 こんなところでどうにか十篇を選……べてない(苦笑)。
 きっとネット検索すれば、ファンサイトか何かで、投票が行われ、リストが
できてるんでしょうね。他の人達の好みを知ることで、新しい発見があるかも
しれません。

 ではでは。





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