#5507/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #5497 ***
★タイトル (mor ) 09/05/22 12:39 ( 36)
名探偵の掟・守屋
★内容
>「名探偵の掟」
ぬるい……。
ボケ&ツッコミ好きの関西文化圏育ちゆえか、ツッコミ部分はまあ、面白くないわけ
じゃない、という程度でしょうか。小説とは別物と考え、独特のぬるさを、あ〜あと苦
笑するのが、ストレスなく観るコツかもしれません。
> 法廷物の場合、他国の裁判に関する知識を元に、日本を舞台にした法廷物を書いたが
故に、ストーリーはよくできているのに、細部におかしな記述が散見される代物になっ
てしまったという例があるそうです
細部なら許容範囲ですが、法廷物で罪状が違っていれば、「あ〜あ」どころじゃあり
ません。殺意が認定できない(もみあいになり、突き飛ばしたら打ち所が悪くて死亡し
た)のに「殺人」で、弁護士も「傷害致死」を言わず(知らず?)に「無罪」を連呼す
るとか。
これはテレビドラマにも言えることですが、法学部卒の関係者だって少なくないので
す。せめてその程度は知っていて欲しいと思うのは、自分がプロ意識に反応するせいで
しょうか。
プロ意識の描写できない監督、脚本家、演出家って、実は自分もプロ意識を持ってな
いのでは、と感じてしまうのですよ。もちろんフィクションですから、展開上、ここで
時間をかけられなくて省略化した、という事情はわかりますが……。
>こういう思い込み、知ってるつもり、も怖い。自分の得意分野だと自信を持っていたの
が、知識が古くなっていた、なんてケースはたまにありますよね。
そうそう、これはありがちですよね。病名や菌、ウィルスに関しては、数年単位でこ
ろっと変わっていたり。
昨日、テレビを見ていて、これは「溶連菌だ!」と家族に言ったら、その名前が一度
も出なかった……。「化膿レンサ球菌」が正式名称だったのか、と調べてがっくりで
す。ペニシリンが効くことも知らず、「人食いバクテリア」→「溶連菌」で自分の知識
は止まっていたのですね。
> そうと分かっていても、よほど余裕がないと、得意分野まで改めて調べ直す行為は、
なかなか徹底できないものですが……。
まったくです。でも、悔しいので読書にいそしみます。