#4791/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 08/02/11 19:39 ( 29)
推理作家は推理しない 永山
★内容 08/06/09 21:58 修正 第2版
足立区の事件の第一報を聞いて、島田荘司の短編「山高帽のイカロス」(講
談社『御手洗潔のダンス』所収)を連想した。
ついでと言っては何だけれど、島田荘司の短編ベスト10の読者投票結果が
気になって、検索……発見。順当に過ぎる結果かな?
プロ作家のコメントも寄せられており、その中で挙がっていた「ダイエット・
コーラ」(光文社文庫『毒を売る女』所収)は忘れていたなあ。確かに傑作、
というか怪作の部類に入る?
作者選出の方は、読者投票の結果を受けたあと、選んだのかしらん? やや
偏りが見られる印象を受けます。
「二十の質問」>
「二十の質問」と聞いて、“***に20の質問”を思い浮かべたら、若い
人か、インターネット経験の長い人である……と断定するのは乱暴かもしれな
いけれど。
昔は、「二十の質問」と言えば、NHKラジオでも「二十の扉」として放送
された、物当てゲームのことを差したと思う。
ルールは、1.出題者が思い浮かべたある単語を、質問者(達)が質問をし
て当てる 2.質問はイエスノーで答えられる形式に限り、二十問までできる
3.回答も質問の一つに数えられる といった感じだったか。
このゲーム、ルールを加えて少し限定すれば、ミステリやギャンブル小説に
使えそうだと気付いた。コンゲームには、ちょっと無理があるかもしれない。
質問の数が上限二十だと、些か冗長になりそうなのがネックかな。でも二十ぐ
らいないと、当てづらいのも事実だし。
あと、全く別のストーリーで、二つある「二十の質問」の勘違いを利して、
叙述トリックができないかと模索を開始したところです。
ではでは。