#4786/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 08/02/09 22:43 ( 25)
忘れる能力 永山
★内容
昨日、映画「デスノート」後編が放映されるのを忘れていて、今日は「八甲
田山」後編が放映されるのを忘れていた……。
物語世界のルール>雑感その3
サブタイトルの文言、「物語世界のルール」ではなく、「超常設定の難しさ」
とでもすべきだったかな。
それはさておき。
以前に書いたことと重なりますが、この手の物語の登場人物で、ちょっと特
殊能力を持っているからといって、自信満々でいられるのが不思議でならない。
ファンタジー世界の住人なら、他にも特殊能力者が大勢いると理解しているは
ずなのに。
では、日常ファンタジー系ならOKか。※一括りにファンタジーとするのは
乱暴だと分かっていますが、超常的な設定のある作品ジャンルということで。
たとえば、デスノートを持ったら自信満々になる……これは、一時的にならい
いと考えます。同じ効力のあるノートが、他の人間に渡る可能性をすぐには思
い付かなくても、それは不自然ではない。
ただ、デスノートの効力やルール等に関して、拾った人間が落とした側(死
神)の言葉を素直に信じるのは、不自然だと思える。効力やその範囲・条件等
を確かめるのは月もやっていたが、「もしかしたら、一定の人数の名前を書い
たところで、書き手は死んでしまうのかも……」なんて不安は抱かないのか。
この辺りの処理ってまともにやろうとすると面倒で、うるさい読者をねじ伏
せるには、(「デスノート」を例にすると)死神は“人間を信じ込ませる能力
を持っている”とするぐらいしか、なさそう。
ではでは。