AWC 皆様ありがとうございます   shura


        
#4455/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (yiu     )  07/09/11  19:57  (129)
皆様ありがとうございます   shura
★内容
 こんにちは。
 質問を投げかけておきながらふらふら消える幽霊で申し訳ありません。
 こちらに伺うのが遅くなってしまいました。
 皆さん丁寧にご回答下さって本当にありがとうございます。
 心よりお礼を申し上げます。
 とても参考になりました。
 映像を見ながら書いているのが自分だけでなかったと判ったことが何より嬉しい収穫
だったかもしれません……。


 悠歩様

 質問自体曖昧なもので大変失礼致しました。
 意図した意味に読み取っていただけて感謝です。
 悠歩様はわたしの友人と同じように、書くべきものが決まっている方なのですね。
 友人はそこに手を加える余地はほぼないと申しておりましたが、悠歩様は「音」を意
識して書かれるということで、やはり人によって違うのだなと思いました。
 頭に残りやすい、理解しやすいリズム、というものにはわたしも同感です。
 ある小説家さんが、「わたしの小説が読みやすい、映画などにした時にせりふを覚え
やすいのは、音読した時に読みやすいリズムにしてあるからだ」というようなことを書
いていたような気がします。スティーブン・キング氏だったでしょうか。ちょっと忘れて
しまいましたが。
 その話を知って以来、自分も音を意識するようになりました。
 成果はあがっていないというのが実際のところですが。
 小説全体を一つのものとしてみて、その中で「効果」として長文を書かれるという発
想は、わたしにはとても新鮮でした。箸休め。なるほど、ぴったりの言葉です。
 一文の中のリズムだけでなく、小説全体としてのリズムを考える、というのが素晴ら
しいです。小説は一文ではできないのだから当然といえば当然でしょうに、その点に思
い至らず今まで来てしまったのがちょっとお恥ずかしい。
 何やらいつも悠歩様のご意見には視野を広げていただいている気がします。
 ご回答ありがとうございました。


 泰彦様

 お忙しい中ご回答下さりありがとうございます。
 わたし以外に映像が流れている方がいると知って大変嬉しく思いました。
 自分でも驚くくらい喜んだのは、以前比べた相手との差があまりにもあったせいでし
ょうか……。相手が自動筆記と知って何故か少し落ち込んだ愚か者です。
 しかし、同じように映像を見てらっしゃる方でも、その書き方は違うものなのだな
と、それについても驚きました。
 見た映像から、相応しい文章が出来上がった状態で浮かぶ、という感じでしょうか。
 本当に、わたしと友人との間のようですね。こういった差がどこから出てくるのか興
味深くもあります。
 やはり泰彦様の仰る通りストックでしょうか。
 確かにわたしは以前は四百字詰め原稿用紙一行を書くのに一時間かけたりしたことも
ありましたから、それを思うと「下地」のようなものがある程度ないと素早く正しい文
章は作れないのかもしれません。
 どう考えてもわたしは修行が足りないようなので、ストックを増やせるよう頑張りた
いと思います。英日翻訳の指導員が「日本語で書かれた文章を読め」と言った理由が判
ったような気がしました。好きな海外文学ばかり読んでいたのでは、日本語の能力は上
がらんのだなぁと少し反省。
 あと、頭の中の映像のつくられ方はわたしも同じなのですが、自分の場合はすでに流
れや台詞の内容もほぼ決まってしまっている(予想範囲内である)ので、泰彦様の出た
ところ勝負というのにもやはり興味を覚えました。
 自分の考えた物語を新鮮な気持ちで見られそうで、それもいいなと思います。
 刺激というのは何かを表現する上でとても活力になるとも思います。
 わたしは「書ける量」は決まっているのではなく、書けるかどうかは好奇心の残量に
関わる気がしました。何か刺激があって好奇心が働けば、書くことが好きな人は限界な
く書ける気がするのです。それなら日記を書いても小説が書けなくなる心配はないので
すが……実際はどうなのでしょう。
 これも案外と人によって違うのかもしれません。
 何はともあれ、泰彦様の「書ける量」が増えることでわたしにも泰彦様の御作を拝読
できる機会がくればとても嬉しく思います。


 守屋様

 個人的にご挨拶するのは初めてでしょうか。
 はじめまして。shura(しゅら)と申します。よろしくお願いします。
 横文字のペンネームに反感を持たれる方もいらっしゃるかとは思いますが、これはあ
る意味本名とも言えますので、ご勘弁いただけたらと思います。
 それはさておき、先日はわたしの問いにご回答下さりましてありがとうございまし
た。
 前から順番に書かれる、ということで「凄い!」と思わず内心叫んでしまいました。
 そして、どれだけ自分が質の低い文章(というよりも複数の単語の羅列)しか一瞬で
思いつけていないかがよく判りました。特に説明文の扱いにはいつも苦労するので、尊
敬してしまいます。
 わたしの文章の主語に対応する述語がかろうじて合っているのは、奇跡かもしれませ
ん……。いつまで続くか判らない奇跡が終わる前に、実力として身につけたいもので
す。
 わたしは残念ながら福井晴敏氏の小説は拝読したことがないのですが、お名前は存じ
ております。書店で一時働いていたので、どれほどの人気作家さんかも存じているつも
りです。が、手軽なネット小説が本になってもてはやされる時代に、そんな人気のある
作家さんが長文の小説を書いてらっしゃるとは知らず、驚きました。
 図書館にはよく行くので、見かけたら一度読んでみようと思います。
 頭が良いと言われていた方の書かれた文章については、何となく、そういうこともあ
るかなと納得してしまいました。
 というのも、学生時分にお世話になった数学の講師で、生粋の日本人で、流暢に日本
語も話せるのに、何故か文字で日本語を(文章を)書くと「何が書いてあるのか判らな
い文章」になってしまった方を知っております。
 なかなか気の利いたことを仰る方でしたが、どうやら文章を書く能力と、話したり、
他のことをする能力とは別物のようです。件の反政府運動家さんも、文章を書く能力に
は長けていなかったのかもしれません。
 小説は書きたいけど文章を書けないから、口で言うから誰か代筆してくれ、と仰る方
もいるという話。いろんな方がいて面白いなと思います。
 わたしは短編を好んで書くせいか、内容によほど密接な関係のあるものでないと、こ
とごとく切り捨てようとしてしまいますが、読む分に関しては雑談も大好きです。本筋
から派生した雑談が面白い小説、というと京極夏彦氏の作品でしょうか(この方の本も
読んだことがありませんが……)。
 本筋以外にも魅力があるというのも素敵です。守屋様の小説を拝読する機会があれば
是非読ませていただきたいと思います。


 永山様

 質問にご回答下さりありがとうございました。
 永山様も自動筆記なのですね。
 すでにテキストデータとして出来上がっているというのが本当にすごいです。
 自分には信じられない、夢のような世界です。その上、文章に手を加える楽しみも残
っているというのは、わたしにとっては理想かもしれません。
 わたしの友人の唯一つの不幸は、自動筆記が完成されすぎていて手を加える楽しみが
ないことでしょう。
 そういう意味では友人は文章による「創作者」ではないのかもしれません。素晴らし
い表現者ではあるのですが。
 永山様の「映像」の役どころには、何となく推理小説家さんらしさを感じたりもしま
した。
 あくまで補助的なもので、物語(推理小説で言えば推理?)を明確にするためのアイ
テムという印象があります。
 こういうところにも個性が出るのかと考えてしまうのは、先入観があるからなのか、
本当に個性なのかよく判りませんが、大変興味深く、なるほどこういう扱い方もあるの
かと勉強になりました。
 文体についても、仰るとおりのように思います。
 そういう文体(作風やら他のことも含め)で書くようになるというのは、やはり自分
がそういったものが好きであったり、肌に合ったりした、というものから始まるような
気がしますので。
 そういうところも人それぞれですが。
 本当に、面白いです。いろんな方のご意見を伺えてとても良かったです。
 お忙しい中本当にありがとうございました。




 続き #4457 ご挨拶が遅れまして・守屋>shuraさん
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