AWC 読了>悠木さんの『BookS!(16)(17)』   永山


        
#4410/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  07/09/02  22:30  ( 41)
読了>悠木さんの『BookS!(16)(17)』   永山
★内容
※ネタバレ注意

 UPされていることに気付くのが遅れました(苦笑)。

 まず、気になった箇所をば。

@@引用開始(指摘付き)@@
「斬れ味をとことんまで追及した刃は、他に類を見ぬほどに薄い。故にある方
           ↑
 切れ味を追い求めたのなら「追求」、究めようとしたなら「追究」、いずれ
にせよ「追及」はおかしい気がします

かりでなく、鼻や耳の穴、口や眼球の隙間、身体のありとあらゆる場所から進
入を始める。
↑間違いではないけど「侵入」辺りの方が合いそうな

立て、糸の進入は着実に進んでいく。
     ↑_____↑「進」の重なりが気になる〜
@@引用終了(指摘付き)@@

 内容について。
 (16)では、久々に、本格的な戦闘シーンが。好きな人には待ちに待った場
面と言ったところでしょう。闘いが中途で切り上げになるのは、予想通り(期
待通り?)で、何だか嬉しい(笑)。
 で、私が戦闘シーンでいつも気になるのは、台詞や会話です。よほどうまく
処理しないと、台詞や会話のために緊迫感を削がれ、挙げ句、街の喧嘩に堕し
てしまうと思う。
 本作の場合、リアードvsミルルカ&リルルカはまだしも、紫音vs黎は下
着がどうこうの前、最初の「もらうかよ、そんな蹴り」の時点で、命のやり取
りという意味での緊迫感がなくなった気がします。

 (17)は、鈴木清太郎の扱いに注目でしたが、なるほど、こういうことにな
りましたか。絵を想像すると、なかなか怖い。
 この鈴木、もう少し利口であれば一波乱、起こす存在になれたかも……まあ、
元々そういうキャラではなかったですし、あきらめます(笑)。

 あとは、両方の回とも、ブックスの説明が少しずつ入っており、うまい構成
だと思いました。こういう風に、展開の中に紛れ込ますと説明が説明臭くなら
ず、読者も受け入れやすいですね。

 ではでは。





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