#4382/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 07/08/25 18:28 ( 35)
読了>悠木さんの『BookS!(14)■襲撃者■』 永山
★内容
詳細な感想をいただいたあと、自分が読了コメントを書くのって、ちょっと
だけ緊張が増すような(苦笑)。
てことで、悠歩さんの連載、読みました。
気になった箇所は二つ。ともに、誤りと断言しづらいのですが、念のため。
@@引用開始(指摘付き)@@
夏を演出する演奏家たちも、昼の者から夕刻の担当者へとバトンが移される。
↑
バトンなら「渡される」の方が合うような
にしていた竹刀袋を肩に乗せ、まるで張り付けにされたような形にする。
↑刑罰の「はりつけ」は「磔」かと
@@引用終了(指摘付き)@@
摺り足がある武術・格闘技は、剣技・剣術以外では相撲が唯一と言い切って
しまうのはまずいかも。
全く同じ“摺り足”と言えるものかどうか分かりませんが、空手や合気道に
も摺り足はあるようだし、ボクシングもフットワークに一部、摺り足を取り入
れているみたいです(これは個々のボクサーで異なる模様)。あと、今ではす
っかり凋落しましたが、喧嘩芸骨法にも摺り足がありました。
今回は、少年漫画週刊誌の連載作品のような展開を経て、次回に続く!で、
まさしく黄金パターンといった様相でした。
前回の時点で、紫音がとりあえず黎と敵対することが明らかにされていたせ
いもあり、さすがにちょっと退屈だったかな。紫音が黎にどんな意図で接触す
るのか、読者に知らせていない状態であったなら、まだのめり込めたかもしれ
ません。
「襲撃者」というサブタイトルも、マイナスに働く可能性がありそう。読者
のアクションシーンに対する期待を煽り、それがいいところで続くとなります
から、肩透かしのように受け止める読み手もいるかも。
多分、通して読めば気にならないんでしょうけど、連載だと区切り方によっ
ては、ときに影響を与えうるということを、私自身も学んだ心持ちです。
ではでは。