AWC 感想>神の名のもとに  $フィン


        
#2959/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  05/07/06  16:55  ( 27)
感想>神の名のもとに  $フィン
★内容
題名 神の名のもとに
著者 メアリー・W・ウォーカー
訳者 矢沢聖子
講談社文庫 860円
11人の子供たちとベトナム帰りのバスの運転者が、カルト教団に
よって地下に閉じ込められます。
過去にカルト教団の教祖に取材した女ジャーナリストと閉じ込めら
れた運転手が交互に登場しています。
 運転手の方は、子供たちを励まそうと物語をつくったり、子供た
ちの反応とかで、地下の臭い匂いまで文章で感じるとることができ
ます。
 一方、女ジャーナリストは関係者に話をきいて、教祖のこととか
運転手の過去とかを補足的に物語をすすめていています。
 どちらも同じ比重で話しているので物語の全貌がわかりやすく面
白いです。
 そしてラストは運転手の運命が、あんなに頑張ったのになぜ?と
ちょっとした感動を生みます。
 でも涙はでなかったな。
全体としてはけっこう面白く、もしもよりの図書館においていれば
借りたらいいと思います。

 今日は僧正殺人事件をかりてきてしまった。急にグルメ探偵とい
うのを読みたくなって、サイトで検索したら、名探偵が多すぎると
僧正殺人事件がでてきました。そこで図書館のサイトにアクセスし
てみてみたら、名探偵が多すぎるがなくて、僧正殺人事件があった
ので、借りることにしました。
また後日僧正殺人事件のレビューを書きますね。





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