AWC 長編 読み飛ばしの独断的感想  /OAK


        
#427/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (GSC     )  02/04/28  23:52  ( 31)
長編 読み飛ばしの独断的感想  /OAK
★内容
 ねたばれにつき、是非ご注意を…。

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#72〜73 私の出逢った名探偵 1〜2   永宮淳司
『「何ですって。言うに事欠いて、成り上がりだんなんて」』
  →だなんて

『「鍵からワインの香りがしなかった。それが根拠です」』
 この結論と推理は、私のような素人には納得しがたい。鍵は金属製と思われるし、そ
れのキーホルダーが布や紙製品であるような説明は作品中には書いてない。鍵を調理中
の人間が触ったからといって、ワインの匂いがしっかり付着するとは限らず、しかも、
ハンカチで包んである外まで匂うかどうか? その匂いが無いゆえに、犯人は「房村さ
んではあり得ないんだ」ということにはならないだろう。
 もう一つ、吉口が犯人でないという明らかな(完全な)証拠説明が、作中には無いよ
うだが…。

 この小説は、後半(#73)よりも前半(#72)の方が魅力的で、特に、冒頭の導入部
分の書き方はまことに素晴らしい!

 話は変わるが、今回のこのシリーズ(地天馬探偵物)には、「私」という
ワトスン役が登場し、その「私」が、無期懲役刑の「私」と同一人物なのかと一瞬驚い
たが、どうやらそうではないらしくてほっとしている。


#74 あとがき:作者自身と好事家のためのメモ   永宮淳司
『よって今回“短編集”を試みるに当たって、とりあえず長編ボードを選んでみた次第
です。』
 最近の私(OAK)は、長い作品を読むことがおっくうになってきているので、この方式
は取っつきやすかった。






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