#299/598 ●長編 *** コメント #298 ***
★タイトル (lig ) 06/09/01 20:43 ( 41)
箱の中の猫と少女と優しくて残酷な世界[後書き] らいと・ひる
★内容 06/09/02 21:29 修正 第2版
この物語は2年前の2004年10月にアップした「この優しくも残酷な世界」を設定
から見直し、キャラクターの掘り下げ、エピソードの追加、修正及び、前作では入
れることのできなかったミステリパートの組み込みを行ったものです。
登場人物の名前も違いますので、前作の雰囲気を継承しながらもまったく違う物
語となったはずです。
反省点としては、だいぶ凝りすぎたかなと。無駄なものは削ったつもりなのです
が、形跡が残っていたり繋ぎが不自然な箇所も出てきそうなのが怖いですね。一応、
自分でも読み直しておりますが、補正がかかってしまってるので完全には無理かな
……。
それと本音としては、前作は削除してしまいたかったです。稚拙な部分も多く、
思いつきの設定をコテコテと塗りたくった感じで、伏線もスカスカだったような気
もします。
ですが、それでは感想を書いていただいた方に申し訳ないと思い、きちんと残し
てあります。というか、前作で修正箇所を指摘されたのに直していなかったという
のは、実はこういう訳でした。修正していくうちに別の物語になってしまったとい
うオチです。
あの時、感想を頂いた永山さんには深くお詫びを申し上げます。申し訳ありませ
んでした。
初めての方は、こちらの作品だけお読みいただいても問題はありません。お暇で
したら、前作との違いを比べていただけると、それはそれで違う楽しみ方ができる
かもしれません。
まあ、いつものようにネタバレ防止のフタの役割でしかない後書きの文章です。
某お方とは違い、己の器の小ささを感じるなぁ。大昔と比べて、後書きにかける情
熱も薄っぺらくなってしまったものです。
2006.9.1
※2006/09/02
03の316行目と06の239行目の台詞を一部変更しました。それにともない01のバー
ジョン表記も更新。
前者は致命的ミス、書いたつもりが書き落としていたもの。後者は、雰囲気的な
もので、まあ変更しなくても意味は通じたのですが。
それから、10の183行目のサブタイトルを修正。タイトルとの関連でより深く意味
を持たせました。まあ、わからなくても支障はないです。