“アトランティック・サーガ −悲しみの大地−(1) 佐藤水美 ” の続き
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●アトランティック・サーガ −悲しみの大地−(1) 佐藤水美
(499行)
序章 緋色の王子 朝日が連なる山々の稜線を次第に染めていく。 アストール王国の若き王子ステファンは、ガレー城にしつらえた寝室の窓から、
◆●長編 #0124 2002/12/14
●アトランティック・サーガ −悲しみの大地−(2) 佐藤水美
(498行)
「おいおい、めったなことを言うな。彼は有能な宰相だと聞いている」 「そうなの? でも、やっぱり嫌だわ。アランみたいに正直で、私心なく仕えてく れる人のようには見えないもの」
◆●長編 #0125 2002/12/14
●アトランティック・サーガ −悲しみの大地−(3) 佐藤水美
(499行)
この男はイディオンを受験した頃と少しも変わっていないと、ステファンは密か に思った。 あのときのヘクターは不安と重圧のせいか、宿舎内で酒を飲んだあげく、ステフ
◆●長編 #0126 2002/12/14
●アトランティック・サーガ −悲しみの大地−(4) 佐藤水美
(499行)
ステファンはやれやれとばかりにため息を吐き、額に手をやった。濡れた手巾が 指先に触れる。 冷やしてくれたのかと、ミレシアをいじらしく思う。 額の手巾を自ら取り外したとき、ステファンは身体の不快な症状が、いつの間に
◆●長編 #0127 2002/12/14
●アトランティック・サーガ −悲しみの大地−(5) 佐藤水美
(497行)
「出火の原因は何だったのですか?」 「当初は失火と思われておりました。ところが遺体を検分した結果、頭や胸、背中 などに深手を負っていたことが、わかったのでございます。」
◆●長編 #0128 2002/12/14
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