#268/3619 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #262 ***
★タイトル (AZA ) 17/11/14 21:19 ( 28)
多分“あとでスタッフが美味しく頂きました” 永山
★内容
WOWOWのドラマ「石つぶて」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
前回の感想で、初回にしては過度に込み入っていることを難点として挙げましたが、
秋村と真瀬の争いは、今回は会話の端にのぼったくらいで描かれず。外務省内部の出世
争い的な物事には、大して時間を割かないつもりなのかな。だとしたら、真瀬のしたた
かさを印象づけるには、秋村を出し抜く行為を初回に持って来たのは正解だったと思い
直したです。
粗筋は――木崎の単独捜査は続く。当初は秋村に目を付けていたが、最近では真瀬の
方が力を持っているとの話を聞きつけ、狙いを変更。真瀬の金の出入りを調べようと、
銀行などの金融機関を回って、口座の有無を照会するも、徒労に終わる日々。資料の名
簿から真瀬の住居をチェックし、様子を探ることに。閑静な住宅街で自分のような男が
昼間から一人でうろうろすると怪しまれる恐れがあるとして、同じ知能犯情報係の女性
巡査・矢倉を連れて行く。が、誰を標的にしているかは決して言おうとしない。それど
ころか、よく喋る矢倉を見下したように叱責する。だが後日、矢倉は木崎と辿った住所
を元に、木崎が誰に狙いを定めているのかを推測し、上司である係長の斎見に報告す
る。木崎の動向を掴もうとしていた斉見は、これを端緒に、真瀬の名前が競馬新聞に馬
主として載っていたことを思い出し、その金の出所を怪しむと同時に、木崎の狙いにも
当たりを付ける。そうして競馬場への聞き込みの過程で、木崎と斎見は出くわすが、対
立が解消されることはなかった――こんな具合。
上述以外では、真瀬の方も自分の手柄のためと予算を使い切るために、色々と金を使
いまくる(二人きりの部屋で、生ハムメロンを一口食べただけでごみ箱に捨てるとか、
ポーズとしてやっているのか)一方で、複数の女性と関係を持っている。その一人が、
口座を置いてる銀行の行員で、木崎からの照会に応対した場面で次回に続く。波乱を予
感させる空気が濃厚に出て来ました。女性行員が真瀬に知らせれば早々に手を打たれて
逃げられる恐れが高まるけど、真瀬から別れを切り出された直後のタイミングなので、
どう転ぶか分からない。この辺は物語としての味付けがされてると思うんですが、現実
も似たような感じだったのかな。
ではでは。