#93/3587 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #58 ***
★タイトル (AZA ) 17/05/25 22:30 ( 30)
思い出したように 永山
★内容
ドラマを観ていて寝てしまった。それを含めて感想を書き込みのネタに当てるつもり
が、これでは分量が足りない。見直している時間もないので、今回は本の感想の棚卸し
にしようかと思ったのですが。
夢乃さんの『Erotic Love 〜 side T 〜』への感想で、いただいたご返事に対するさ
らなるレスとして書いたものの、UPするタイミングを逸していたものが一部ありまし
たので、逸しついで(汗)に、ここで書いておきます。
なお、御作の続きはまだ読めておりません。別のサイドも同様です。あしからず。
そのレスというのは、図書館と駅の件でして。
私、読みながら思い浮かべた駅(実際によく利用した駅)が四つあって、駅としての
規模は様々なんですが、思い起こしてみれば、いずれも歩行者や自転車は通過できる仕
組みになっています。一つは跨線橋、一つはエレベーターと跨線橋(それぞれ跨線橋は
自転車も通れる)、残る二つは地下道的な通路が設けられてる。そのことが頭にあった
から、作中の駅も簡単に通り抜けられるものと、決め付けてしまったようです。
ただ、この思い込みを抜きにしても、夢乃さんの仰る段階まで想像を膨らませるの
は、少し厳しいかも。最初から集合場所を南口にできないのかな?とか思いますし。自
転車にしろ何にしろ、駅に来るまでの途中で、踏切を渡ればいいのだから。
そもそも論として、透は司先輩が駅まで何で来るのか把握しているのか否かが、読者
には分からない。透がどう把握しているかは、読者の想像に大きな影響を与えるはずで
すが、そこのところが抜け落ちているので、想像の翼を広げようがない感じがしまし
た。
ただ、一方で、これは作者の狙いなのかな?という印象も受けました。作者の意図と
して、読者にこういった細かな違和感(あるいは細かな情報隠し)に気付いてもらった
上で、side Sを読むことにより、「ああ、そういう背景があったのね」と膝を打っても
らおう、楽しんでもらおうっていう。推理物に通じる趣向が感じられて、私は好みで
す。
だから、続きを拝読するときは、端からそのつもりで臨むと思います。
ではでは。