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★タイトル (AZA ) 15/03/10 21:44 ( 57)
マジックを観に行こう>人吉再び 永山
★内容
てことで、昨年観に行ったマジックの最後を飾る、KiLaのショーです。
KiLaのマジックを生で初めて観たのは、二〇一三年のじゅぐりっと博覧
会におけるイベントの一つでした。今回も同様なんですが、会場は全く違いま
した。初見時はちょっと敷居が高そうなホテルのディナーショー(※その他詳
細はコメント先にて)であったのに対し、今回はカルチャーパレスという市の
公共施設。開始時刻も昼間で、客層は親子連れが多かったように思います。
会場へのアクセスは、二〇一三年時の方がよかったなあ。前は駅から徒歩で
楽に行ける範囲でだったのに、今回は、徒歩だとくたくたに疲れる距離だと事
前に分かっていたので、駅で自転車を借りました。これが電動自転車で、初め
て乗りましたが、力がいらないのはありがたいけど、違和感がなかなか取れず、
変な乗り心地。しかも、会場までの道路が、自転車には向いていないと言いま
すか、ガードレールがほとんどなく、側道も細い。対して、自動車の交通量は
結構多い。観光地(ですよね?)にしては、観光客に優しくない気がしたです。
とにかく、慎重な運転で漕ぐことおよそ二十分? 会場のカルチャーパレス
に到着。駐輪スペースを見付けて、駐める。と、他にはあまり自転車が見当た
らず。一方、自動車の駐車場はそこそこ埋まっていたようでしたから、地元の
人も車で来る人が多いってことかしらん?
それはさておき。
前もって電話で予約し、代金を振り込んでおいたチケットを入口で受け取り、
中へ。会場は、奥に舞台を据え、緩やかな斜面に座席が列ぶという典型的な市
民ホールといった印象。観客数は……二〇〇名ぐらい?
オープニングは、火を点けた煙草を手の中から消してみせる。反対の手や口
の中、最後は本当になくなる。親子連れが多い公演なのに、煙草ネタで始めた
のは意外。
続いてトークから、観客と一緒にやる定番ネタへ。両手を腕をねじって組み
合わせ、元に戻そうとしても演者以外は戻せないというあれです。
ここから本格的にスタート。
フリスビーを投げ、受け取った客がさらに投げて、一人の客を選出し、舞台
に上げる。一組のトランプをぱらぱらと弾き、ストップを掛けさせる。止まっ
たところのカード一枚を取り出し、舞台の客だけが見て隠す。演者はスケッチ
ブックを取り出し、絵を描いて当てるという。カードを開くと、客はハートの
2、KiLaのスケッチブックに描かれていたのは……クラブの1。KiLa
は絵を書き足し、カード一組の束にする。「トランプ一組を描いたから、その
中にハートの2もあります」。いやいや、という客席の反応。さらに絵のカー
ドの束から、一枚が徐々に出て来て、ハートの2と分かる。ページをちぎって
改めると、一枚の絵になっている。
客席に降りてきてクロースアップ。会場の形から、クロースアップはないん
だろうなと期待していなかったので、これは嬉しい。まずはコインの瞬間移動。
手のひらに置いた四枚が三枚、三枚が二枚、二枚が一枚に。
お札のマジック。千円札五枚が一万円札五枚に。KiLaのショーを観に行
くこと三度で、三度ともこの演目を観てます。さすがに飽きが。一度目と二度
目のときはどちらも巡回式で、他のテーブルでは別の演目をやっていたのだか
ら、ほんと、巡り合わせがよくない。
ルービックキューブ。大小二つのキューブを取り出し、二つの面を十秒以内
で揃えるという。が、やってみると失敗。どちらもばらばら。ところが、揃え
るという言葉には、別の意味があった。いかにも各キューブの六面を揃えるか
のように思わせて、大小のキューブ、ばらばらの面が全く同じ並びに。
さらに大きい方のキューブを手に取り、一瞬で六面を揃えてみせた。
――この演目が、名古屋でのレクチャーでルービックキューブの演目をやっ
た人のと、原理が似ている気がする〜。全く同じではないし、名古屋でのショ
ー&レクチャー以前からKiLaもやっていたようですから、あのときの名古
屋で直接“伝授”が行われたのではないんでしょうけど。
長くなったので、ここで一度切ります。ではでは。