AWC マジックを観に行こう>名古屋二日目その10   永山


        
#8452/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #8433 ***
★タイトル (AZA     )  15/02/24  21:35  ( 68)
マジックを観に行こう>名古屋二日目その10   永山
★内容
 クロースアップマジックが終わると、観客は皆、元のテーブルの席に着く。
短い休憩を挟んで、ステージマジックというスケジュールでしたが、場つなぎ
なのか、ここでKiLaが登場。このあとのステージには登場しないので、代
わりにサービスということかしらん。といっても、マジックを披露するのでは
なく、お客さんからの質問を受け付けますという、ミニコーナー的なものでし
た。
 一人目の男性が、ギャラや稼ぎのことを聞いてきたので、NG。これで時間
を消費してしまい、二人目の女性からの質問も、時間切れの形で尻切れトンボ
に。うーん、勿体ない。

 そんなこんなで、ステージの準備が整う。五人のマジシャンが相次いで登場
し、演技を披露していきます。

将魔
・腕の切断。三分割できる直方体に片腕を通し、金属板を差し込むという人体
切断のミニチュア版。よくあるやつと言えばよくあるやつです。
・ボックス串刺し。四脚のベッドのような台に、人一人がぴったり収まるサイ
ズの箱が設置されている。そこに女性が横たわり、蓋をする。箱は折り畳むこ
とで段々小さくなり、最後はスイカ大?ぐらいに。その箱を剣で串刺しにし、
引き抜いたあと、箱を元のサイズにすると女性が無事出てくる。これもテレビ
でお馴染み。

ロマーノ
・白と赤のボールが次々と出る。指の間、手の中、口などから。言葉にすると
単純な演目に聞こえるでしょうが、実際に動くところを見れば、鮮やかさに引
き込まれると思います。

上口
・現代和妻。色彩豊かで大きさも様々な番傘を数多く出現。炎と大きな布を繰
り出し、盛り上げる。
 和妻について詳しくないので、どの辺りが現代風なのかは分かりませんでし
た。手並みは見事でした。ただ、こういう道具立てには、“仕掛けがあるぞ”
感を覚えてしまう質でして……。

桂川
・古典和妻。紙のチョウが一羽、二羽と扇子の上で舞い、木に止まる。最後に
花吹雪(紙吹雪かもしれません)。
 カーディシャンの桂川が古典和妻ってことで、意外さと何か凄いことをやる
のではと緊張してみていました。演目自体は、昔、マリックがメインのBSの
番組で、他のマジシャンが演じていたのと似ていたような。紙のチョウを活き
ているかのように見せる技術は素晴らしい。

キッコ
・宙に浮かぶリンキングリンク。複数の金属製のリングを、貫通させてつなげ
たり外したりするマジック、あれプラス輪っかそのものを宙に浮かせるという
演目。私は初見でしたが、後日調べると「フローティングリンキングリンク」
等の呼称がある既存の演目のようです。新鮮で、堪能しました。

桂川
・アンコール。ピアノの演奏に乗せて演じる。このためだけに、女性ピアニス
トが紹介されて登場。会場中央のグランドピアノで演奏開始。桂川はステージ
とは反対側に設けられた一段高いテーブルで演目に入る。
 一組のカードから四枚のエースを出し、残りを裏表ごちゃ混ぜに混ぜる。カ
ットを繰り返す。スペードのエースを置いたあと、カードの束からまずはスペ
ードの2が現れる。続いて3,4……とキングまで順次出現。以下、ダイヤ、
クラブ、ハートも同様に一枚ずつ取り出す。その出現のさせ方も一様ではなく
変化を付け、、凝っていた。全てのカードが出そろったところでまたひとまと
めにし、裏表ごちゃ混ぜにシャッフル。再びひとまとめにし、扇形に開くとス
ペードの1からハートのキングまで順に揃っている。スタンディングオベーシ
ョンの中、フィナーレ。

 いや〜、凄かった。特に、ラストの演目があまりに美しかったおかげで、他
のマジックがどんなのだったか、一部を忘れちゃったくらい(苦笑)。
 このラストの演目、ぜひまた観たいと思っていたところへ、テレビで放映さ
れたからありがたかった。
 名古屋二日目、これにて終了です。

 ではでは。




元文書 #8433 マジックを観に行こう>名古屋二日目その9   永山
 続き #8453 マジックを観た前後で>名古屋その他   永山
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