AWC マジックを観に行こう>名古屋二日目その1   永山


        
#8335/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #8319 ***
★タイトル (AZA     )  14/11/07  21:16  ( 54)
マジックを観に行こう>名古屋二日目その1   永山
★内容
 名古屋マジック観光二日目は、とあるホテルの広間で催された、実演&レク
チャー&トーク。この内、トークショーは先に触れましたので、他の二つにつ
いてぼちぼち、書いてみます。
 二つと言っても、実演の直後にレクチャーを行うスタイルでしたから、実質
一つになります。

 朝の九時半に受け付け開始で十時スタート、終了は午後五時過ぎというスケ
ジュールになっていたので、会場であるホテルに泊まりました。安くはないけ
ど高すぎるという訳でもないので助かった(笑)。加えて、実演&レクチャー
&トークショーと、その後行われるディナーショーのチケットをまとめて購入
すれば、昼はホテルのランチバイキングが食べられるというサービス付きだっ
たので、それを利用することに。
 でまあ、かなり早い時刻に、受付を済ませて会場に足を踏み入れたところ、
すでに席は七割方埋まってました。さすが、マニアの集いって感じ。
 大広間は二つに仕切られており、参加者も二つのグループに分かれます。マ
ジシャンの方は六名が三名ずつに分かれ、各グループを受け持つ。午前と午後
とで入れ替わるという形式。
 グループ分けと言いましたが、どちらの席に着くかは早い者順でしたので、
私は出入り口に近い方の空いている席に座りました。多分、こっちがグループ
Aで、奥がB、かな?
 Aを先に受け持ったマジシャンは、ロマーノ・ガルシア、キッコ・パスツー
ル、碓氷貴光の三名。内、ロマーノとキッコはスペインの人。
 先陣を切るのはロマーノ。すらっとしたスマートな印象の男性。短い顎髭は
何となくイタリアンぽく感じてしまう(笑)。
 さて、ここからはレクチャー混じりなのでさらっと流しつつ、種も明かして
よさそうな範囲で書きます。ただし、細かい状況や説明は抜き。

・コイン。四枚の銅貨をカップに入れると順次、金貨に変わって行く。
種明かし:シェルとダブルの組み合わせ。裏返したと見せてそうしないテクニ
ック。ギミックコイン使用時の音を、※※を使うことで消す工夫
・カード。ハート十三枚をセットして……自由自在に出すとしか言いようがな
い。これは全く分かりませんでした。レクチャーもなし。他の演目は完全にで
はなくともあ、る程度の種はレクチャー前に想像できたのに、これに限ってレ
クチャーなしとは(苦笑)。
・カード。客の一人に、キング四枚にサインさせる。マジックマットの上、薄
手のハンカチで覆う(ぼんやり透けている)。一枚置く。裏返すと消える。ハ
ンカチの外、写真の下から現れるカード。
種明かし:キング四枚の内、一枚はフェイクでサインも適当(万が一見られた
ときのため)。サインを書くのはマジックワックス。カード二枚を引っ付ける

 うむ、この書き方では、書いた私もさっぱり分からない。けど、種明かし込
みなのだからこれくらいがいいかと。まあ、次の“マジックを観に行こう”ま
でに、よりよい記述の案配を考えます。
 とにかく素晴らしい腕前でした。初っぱなからレベルが高い、否、トップレ
ベルの演目を見せられて、マジックを演じる側からの工夫の一端も知ることが
でき、早くも満足、口あんぐりとなりました。
 実は途中で、進行役兼通訳の方(この人もマジシャン)が、参加者に向けて
「演目を数多く観てレクチャーを軽めにやるのと、演目を絞ってレクチャーを
深くやるのとどちらがよいですか」と問い掛けてきました。私は色んな演目を
観たい気持ちが強かったのですが、参加者の大多数――九割以上は逆でした。
自らマジックをやる人達にとって、レクチャーこそが重要なんだなと認識した
です。

 続く。ではでは。




元文書 #8319 マジックを観に行こう>トークショー   永山
 続き #8360 マジックを観に行こう>名古屋二日目その2   永山
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