#2953/3769 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 24/02/03 16:55 ( 23)
進め方が変わる 永山
★内容
フジテレビ系で放送のドラマ「院内警察」第四回を録画視聴。ネタバレ注意です。
これまで、基本的に一話完結スタイルのドラマでしたが、今回からは縦糸をメインに
据える形を取るのかな。その縦糸は前回までにちらほらと触れられていましたが、まだ
ぼやけていた。今回で輪郭をはっきりさせた感じ。
はっきりさせていく過程はドラマとして面白かったし、徐々に盛り上がっていくのも
よかった。でもその一方で、情報隠し――本来そのシーンで描くべき事柄を伏せたまま
次のシーンに行くケースが多かったなという印象を受けた。おかげで展開がじれったく
感じられた。「伏せられているものは何?」という興味で視聴者を牽引する効果より
も、「前のが片付いてないのにこれも伏せるのかよ。ストレスだわ〜」といういらいら
が勝るんじゃないかなと思えるほど。さらに、明かされてみればわざわざ伏せるほどじ
ゃなかったんじゃないのと感じたし。
高木医師のキャラクターが変。こだわりのお茶を入れて検尿用の紙コップで飲む“お
ちゃっこ先生”というキャラ付けは出落ち感があった。最初、「現場を軽視し、研究成
果による名誉を追い求める医者」ってな感じで、嫌な奴だけど頭はいいイメージを打ち
出しておきながら、終盤、会議の場面ではほぼずっと愚かな振る舞い(カルテが偽造だ
と気付いていなかった、証拠が偽だと知ってぺらぺらと実情を喋る等)をしており、キ
ャラクターが違ってきてるように思えた。主人公による“告発”も、高木医師次第のと
ころがあり、そうなると(普通に考えて優秀であろう医師の)高木が愚かな振る舞いを
しなかったらどうなったんだと、ご都合主義を感じます。ここはクライマックスの前
に、高木が医学者としては優秀だが他のことには疎いと示唆するエピソードか伏線を用
意できていればよかったのに。
ではでは。