#2888/3774 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 23/12/18 13:14 ( 22)
手話にも色々あるそうで 永山
★内容
NHKのドラマ「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」前編を録画視聴。ネタバレ注
意です。原作は丸山正樹による同名小説で、未読です。
よく知らない業界・仕事について描いた物は、それだけで興味深いというのはありま
すが、その“アドヴァンテージ”を除いたとしても、本作は充分に面白い。後編を観る
まで分からないところはもちろんありますけど。
説明が最小限なのがいい。視聴者に想像させる余白を残している。そこへ加えて、多
くのシーンで声がない、手話によるやり取りがメインになるため、観る側は自然と画面
に集中することになるはず。シリアスな内容と相まって、いい緊張感をもたらしてくれ
ているような。
一応、殺人事件が発生して捜査が進められますが、それがメインかというとそうでは
なく、ろうあ者と手話通訳士がテーマの中心、特に「両親がろうあ者だったため手話が
できるようになった(ならざるをえなかった)子」の立場というものに焦点を当てよう
としてるんだと思います。手話ができるが故に便利に使われたり、不愉快な思いをした
りするんだというのを色んな場面で見せてくる。そこに気付きがあって、面白いし、勉
強になります。
他にも気になる点、宙ぶらりんになっている事柄がありますが、後編できれいに解決
されることを期待。
あと、主演の草なぎ剛は、あいかわらず演技が上手なのか平凡なのかつかみどころが
ない感じ。本作でも、台詞がほぼ棒読みに聞こえる(いかに台本を読んでいる)箇所が
あるかと思えば、草なぎこそがはまり役だなと思わせるシーンもある。
ではでは。