#2783/3773 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 23/09/07 17:04 ( 30)
軽重不測 永山
★内容
TBS系で放送のドラマ「VIVANT」第八回を録画視聴。ネタバレ注意です。
今回分で気になったのは、ナレーションというか登場人物の心の声。ほぼほぼ乃木で
統一されていましたが、途中でノコルの心の声も出て来たのは、作劇の手法上、安易だ
ったんじゃないかしらん。複数人の心の声を多用すると、ご都合主義に陥る可能性が高
まると思うので。たとえば「誰も聞いていない独白のはずなのに、確信につながること
には、聴き手の存在を想定しているかの如く決して触れない」という風な。もちろん、
“必要な場面を必要な形で効果的に切り取って視聴者(読者)に示すことは、物語の作
り手として当たり前の武器”ではあるのですが、程度問題で、行き過ぎるとやはりアン
フェア臭が漂うものです。
そういえば乃木の別人格らしきFの出し方も、恣意的に見えてきた。何らかの窮地に
陥ったときや感情的に激しく乱れそうになったときに現れることが多いような気がする
けど、絶対ではなし。
ここに来てやたらと便利使いされている感のある乃木の特技――持った物の重さが分
かる(誤差は一キロ当たり十グラムまで)。今回はノコルから渡された銃の重さの違い
で、装填されている弾の有無を察したという見方が有力とのこと。でも……弾丸が装填
されていない銃の重さはどうやって知るのだろうか。銃の型式である程度決まっている
としても、どんな改造が加えられているか分からない。ライフルマークを変えるため
に、銃口内にわざと傷を付けることがあると聞くし。
最初に渡されたベキの銃との重さと比べて、ノコルの銃は軽いことは分かっても、弾
が少ないとは断定できないと思う。
考察で出ている別班メンバー死亡していない説、当たっている可能性が高いみたい。
となると別班は真に命懸けの職務だとよく分かる。成り行き次第で、その場でとどめを
刺されていても何ら不思議じゃないだけに。
で、何でそんな手間の掛かる、危険性も高い方法を採っているのかというと、別班内
部に裏切り者がいるからということらしい。その理屈は分かる一方で、優秀な人物で構
成された優れた組織集団というイメージの別班なのに、スパイがいるの?ってなんか納
得しがたいものもある。番組側が優れた組織なんだと示しておきながら、そんな穴がる
となると、ドラマに出て来るもの全てが信用できなくなりかねない訳で。
ではでは。