#2709/3765 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 23/06/22 17:31 ( 25)
遅かりしそのオチ 永山
★内容
日本テレビ系で放送のドラマ「勝利の法廷式」最終回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
前回の感想で列挙した疑問(引っ掛かりを覚えた)点が、ほとんど解消されなくて、
ストレスがたまりそう(苦笑)。二つ目の、ドラマの構成上、当たり前の流れにおける
答しか示されなかった。
それどころか今回、疑問点は残りの五つに、一つ加えて六つに戻ってしまった。それ
が何かというと――流川の父親が少し前の前まで、息子の弁護士としての詰め・攻めが
甘いことを指摘し、裁判で証言に立ってはやるが罪を認めるかどうかはおまえ次第だ的
な発言をした。そして迎えた裁判、父子対決シーン。息子が他者の証言をもとに攻める
と、父親あっさり陥落。これまでのは何だったん? そもそも他者の証言というのは父
親の片腕的存在の女性弁護士の証言だったんですが、女性弁護士の証言自体、父親が指
示したものだったらしいという訳の分からなさ。結局のところ、父親は息子の成長を端
から認めていたってことになるのか? とにかく、改心したのがいつなのか、全然伝わ
って来なかった。
事件の方は、速水にアリバイがあると分かった段階で、その事件のみ、父親がやった
んだろうなと見当が付く。分かり易いと言えば分かり易い。でももう少し捻るか、何ら
かの趣向が見たかった。
ラスト前のオチというか登場人物間の関係性は、オチとして取っておくんじゃなく
て、シーズン通しての中盤辺りで明かしておいてよかったんじゃないの? そうした方
が、主役二人の協力する意味合いが明確になるとともに、脚本の位置付けもはっきり
し、盛り上がったろうに。逆に言えば、ラストに至るまで明かさなかったが故に、「弁
護士が素人の書いた脚本通りに裁判に臨む」というある種けったいな構図を、視聴者は
訳の分からないまま延々と見せられ、もやもやが生じたんじゃないか。
ではでは。