AWC 抗凝固剤と抗血小板薬の話    朝霧三郎


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★タイトル (sab     )  24/02/19  22:17  (101)
抗凝固剤と抗血小板薬の話    朝霧三郎
★内容
又しても説明不足で失礼しました。
どうも私には、自分が分かっている事は相手も分かっていると思う傾向があるらしい
のですね。かつてAWCのメンバーに言われた事がありましたが。

ざっくり説明しますと…。
結構一般的な心臓血管の病気に、狭心症とか心筋梗塞がありますが。
これは動脈硬化(動脈の内側にコレステロールがたまってだんだんと狭く
なっていく)が進んで冠動脈が細くなり心臓への血流が滞る、みたいな
症状ですが。
この状態はだいたい血管の75%ぐらいが塞がると要治療で、
治療にも色々ありまして、昔だったらバルーンといって、細い針金を脚の付け根の
動脈から心臓にまで入れていって風船を膨らませて血管を広げるというのが
ありましたが。
最近一般的になっているのは、ステントといって、やはり鼠径部やら手首から
針金を入れていって、金属製の細長い網を入れていって患部で網を広げて血流を
回復するものですかね。
あとは、数年前上皇陛下もやったバイパス手術があって、これは、太ももの動脈を、
冠動脈の詰まっている所を迂回する様に移植するものです。
私の場合、5年ぐらい前にやった検査で、冠動脈の50%ぐらいが詰まっていたのです
が、
スタチンという強力な薬でコレステロールを下げていたので、
平気だろう、と高をくくっていたのですが。まだまだステントなど先の話だろうと。
あと、ステント留置でもバイパスでもやっかいなのは、術後に血液サラサラ
(抗血小板薬)を服用しなければならない、という事なんですが。
これが、1剤でも0.34%/年ぐらいの感じで脳出血を起こすのですね。
もっとも、2年前のニュースで、ステント等をやった訳でもないのに、
予防の為にサプリの様に飲まれていたというニュースもあって、
https://www.youtube.com/watch?v=RyrPNUQUfmM&list=LL&index=1&t=50s
つい最近までサプリの様に飲まれていたので、世の中の人はあんまり副作用を深刻に
考えてはいない様ですが。
多分、永山さんのお父様もこのバイアスピリンを飲んでいて、
それで、歯医者が抜歯を嫌がっていたのだと思われますが。

さて、それとは別の心臓の病気が去年以前に発生しまして、それが、心房細動という
不整脈なんですが。
一回これが起こるとだいたい10時間ぐらい、脈がバラバラになるという病気ですが。
それ自体は収まるのですが、48時間以上続くと、心臓の左心耳という箇所で
血栓が出来て、それが脳に飛んでいって、脳梗塞を起こすというやっかいな病気で。
血栓が出来ない様に、抗凝固剤(上のは抗血小板薬でしたが)を飲まなければ
ならないんですね。
それは、多分年0.6%ぐらいで脳出血を起こすという副作用があるのですが。
それが嫌で、受けようと思っていた手術が、ウルフオオツカ術というもので。
これは、血栓の出来る左心耳自体を胸腔鏡手術で切除してしまうという手術なんです
が。
(左心耳という心臓の部位はなくてもいいそうです)。
それをやれば、99%だかの確率で血栓は出来なくなるので、
もう抗凝固剤は飲まなくて済む、と思っていたのですが。

そこで都内のVIP病院に行きまして、手術の予約もして、先週術前の検査を受けて
きたのですが、
何気診察の時に「そーいえば私の冠状動脈50%詰まってますけれど」と言ったら、
「えー、そりゃあ大変だ、まずそっちからやらないと」とVIP医師が言い出して。
このVIP先生は不整脈専門の外科医なのですが、
ステントだの冠状動脈の内側のコレステロールをどうにかする
循環器内科の医師にバトンタッチされてしまって、
来月、カテーテル検査をするという話になってしまったのでした。
このカテーテル検査というのは、やはり鼠径部や手首から心臓の冠動脈まで針金の様な
ものを入れて行って、その先っぽから造影剤を出してその瞬間をレントゲンで見る、
という検査で、血管の詰まり具合が分かる検査なのですが。

カテーテル検査で75%以上詰まっていたら、上述のステントをやる、と、
循環器内科の医師は言うんですね。
しかし上述の様に、ステント留置の後は、抗血小板薬2剤を服用しなければ
ならないのです。(副作用として脳出血0.3%/年というやつを2剤。
後に1剤に減りますが)。

それに加えて、私は去年以前から、心房細動の為、抗凝固剤も飲んでいるので、
抗凝固剤1剤+抗血小板薬2剤、合計3剤となってしまうんですね。
3剤になると、脳出血が起こる可能性が飛躍的に増大する、と言われているのですね。

そもそも、心房細動の抗凝固剤の副作用の0.6%の脳出血の可能性が嫌で
ウルフオオツカ術で左心耳を切除する積りで行った病院で、
ステント留置が必要だから更に2剤服用、なんてなったら、たまったものじゃない、
という事です。

なんとなく分かっていただけたでしょうか。

私としては、なんとしても、左心耳の切除が先で、それが終わって、
もう抗凝固剤を飲まなくてもいい、という状態になってから、
ステント留置の手術を受けて、抗血小板薬2剤を飲む、という方向に
もっていきたいのですが。
抗血小板薬は半年ぐらいで1剤になるでしょうし、バイアスピリンなど
サプリの積りで飲んでいる人もいるので、そう思えばそんなに深刻に考える
事もない、と思う事にして。
しかし、永山さんのお父様と同様、歯を抜くぐらいは今は平気でやるでしょうが、
例えば大腸ポリープ切除の時には休薬しなければならないし、
休薬すればその分、ステントの箇所が再狭窄する可能性がある、
という面倒くさい状況になるのですが。
とにかく、心房細動の抗凝固剤1剤とステント留置後の抗血小板薬2剤の計3剤
を長期にわたって飲むなんていうのはなんとか避けたいところです。
しかし、循環器内科の医師は、ウルフオオツカ術をやる前にステント留置をしないとダ
メ、
みたいな感じでした。
一番いいのは、もちろん、5年前と同じく今でも冠状動脈の詰まりは50%だった、
というのですが。
この前の市民検診の時にもらった資料を見たら、去年あたりなど悪玉コレステロール
の値が結構高く、スタチンを飲んでも油っこいものをがばがば食っていたので、
今でも冠状動脈の詰まり50%というのは自信のないところなのですが。

という訳です。ながながと書きましたが。
なんとなく分かっていただけたでしょうか。





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