長編 #2469の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
そこへ顔出す猟師が一人 白い城の湖畔には りりしき白鳥おりますと 困ったシェフに告げ口を シェフは喜び猟師に頼み 猟師は白鳥撃ち殺し 王冠つけた白鳥を シェフの元へと運びこむ 死んだ白鳥調理台 邪魔な王冠どけようと シェフはがんばる、がんばった だけど不思議と王冠が 押しても引いても離れない シェフはとうとうあきらめて 王冠ついた白鳥は 名人シェフにさばかれた こんがりまるごとオーブンへ 王冠つきの白鳥は 豪華な食事になりました 王子をなくした王女さま 泣いてくらした毎日を 何も食べずに生きている 王様、女王心配で 娘のことが気がかりで 困った、困った、困ったと 頭を抱え悩みます そこへシェフが飛び出して めずらし料理ができたとの お盆を持ってかけつける 王様、女王目をみはる 誠、めずらし白鳥の 王冠つきの白鳥の ほんにめずらし豪華な食事 これには王女驚いて 近くによってみることに 誠、うるわしその姿 大層すばらしその香り 王女はつばを飲み込んで 王冠つきの白鳥を ぱくりぱくりと食べなさる 王女はお腹すかしてて 白鳥ぜんぶ食べちゃった 王冠までも腹の中 食べた後には何もなし 突然王女は腹を持ち 痛い痛いと苦しんだ 王様、女王驚いて これは何としたことか 困った、困った、困ったと 頭を抱え悩みます そのとき魔女が現れて 王女の腹を杖で打つ とたんに腹がはじけて 王女の腹から出るものは 大きな白い卵です 皆が見守るその前で 白い卵にひびがつき 王冠つけた王子さま 王女の前にあらわれた これは夢が現実か 王女の前には愛しい王子 王女は我が目を疑って 王子はにっこり微笑んで 呪いがとけたと言いました 王子は王女にキスをして 愛の力を語ります 王女はようやくわかります 食べた白鳥 王子のことを 王子を食べて呪いがとけて 卵がわれて王子が飛び出す 王子が生まれたその瞬間 王子は王女のものとなり 王女は王子のものとなる 卵を生んだ不思議な王女 卵で生まれた不思議な王子 不思議なこともあるもので 命をかけた愛があり 命をかける愛もある 食べて食べられ愛しあい これぞまさしく命がけ これを見ていた王様は あまりのことに驚いて 腰が抜けてあはははは 隠居の身となりました 王子に王様位をゆずり 王子は王様なりました これを見ていた女王は あまりのことに驚いて 腰が抜けてあはははは 隠居の身となりました 王女に女王位をゆずり 王女は女王なりました 王様、女王手をにぎり 森の家にもあいさつを 魔女の家へ向かいます 魔女は驚き腰を抜かし ほんの弾みで暖炉へと 滑って転んであちちちち 二人がたずねる森の家 森の家には誰もいぬ あるのは暖炉の炭だけで 真っ黒焼けてる炭だけで 森の魔女は炭となり あちらの世界へ旅だった 二人は知った魔女のこと 顔あわせてにこりと笑い 手に手にとって喜んだ 用事の済んだ愛する二人 すたこらさっさと帰ります 白馬に乗って帰ります 白い城にはしあわせが 愛する二人を包みます こうして若いお二人は 愛しあっていつまでも 白いお城で暮らします 白いお城の不思議な話 これにて幕と致します $フィン
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