長編 #2234の修正
★タイトルと名前
★内容（1行全角40字未満、500行まで）
思考ワールドへ 【満月編】 潜在意識 探訪 �Ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ ｂｙ ２１ｓｔ． （まえがき） 高貴な人間の精神性から最もかけ離れたコンピュータに携る仕事をしながら、自 分の神経をすり減らし日夜人の為職務を全うしている多くのコンピュータエンジニ ア達を見るにつけ、この恐ろしく非人間的な物質が人を惹き付け又悩ましているさ まに不思議を感じ、私の愛するこうしたエンジニア達にしばしの憩を与え、又あわ よくば彼らを幸せの彼岸へと導ければとこの壮大なる浪漫への挑戦を開始致しまし た。 諸君等が格闘しているこのコンピュータの中に静寂なる、又広大なる無限の宇宙 を感じ、その非人間的なる物体の中に意識を溶け込ませる事により、逆に人間的な る煩悩から離れ無我なる真の人間性の発見のチャンスを掴もうと試みました。 私の生涯を懸けても完成しないかもしれないこの作品をコンピュータを愛する全 ての悩み多き諸君に贈ります。 1993年４月９日 悩味 喰 著 �ｮ�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�ｲ �､注意！ �､ �､ このソフトウエアのご利用は�､ �､ 体が疲労している時 �､ �､ 体に不調を感じる時 �､ �､ 酒気を帯びている時 �､ �､ のご利用はお避け下さい。�､ �ｶ�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�ｺ （目次） プロローグ １ Ⅰ 入界準備 ２ Ⅱ 脱魂室 ３ Ⅲ トレーニング室 ５ 思考現象化訓練 ６ 思考世界＜ハピエストランド＞ ８ 自分の発見 ９ Ⅳ 止観村 １０ 浄化ルーム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 光輝ルーム （幼児期） ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私は貴方 １１ 尊者の聖域 １２ Ⅳ 守護霊の熱き念い １４ Ⅵ 旅の基地 １７ Ⅶ マイカンパニー １８ ［しょうがない］禁止令 １９ 相手の立場 ２０ 小悟の瞬間１ ２２ ニックキ課長 ２４ ここにある魔界 ２５ 因果の法則 ２６ 私の分身 ２７ 私は世界の為に ２８ 悟りへ ２９ 念いが貴方 ３０ Ⅷ 技術者村 ３２ 幸せはご褒美 ３３ 本田宗一郎 ３４ Ⅸ 「俺の考え」パート２ ３５ 地獄界 ３７ Ⅹ 魂の病院 ３８ 地上に通じる幽界 ３９ ⅩⅠ 無意識界 ４０ ⅩⅡ 念仏地獄 ４２ ⅩⅢ 反省の価値 ４５ 地獄直行便 ４６ ねたみ心 ４７ 心の調律 ４８ 自他一体論 ４９ ⅩⅣ 地球の危機 ５１ 伝説の大陸 ５２ 地球人類の歴史 ５３ 最初の人類 ５４ 魂の兄弟 ５５ 地獄の発生 ５６ 人生計画書 ５７ 純粋だった頃の記憶 ５８ 悟りの幸福感 ５９ 私の人生計画 ６０ ⅩⅤ 上部霊域菩薩界 ６１ 四人の救世主 ６２ ⅩⅥ アトランティス ６３ ⅩⅦ 文明の興亡 ６９ ⅩⅧ 地球の自然浄化 ７２ ⅩⅨ 幸せの本質 ７３ ⅡⅩ エピローグ ７５ ⅡⅠ 帰途 ７９ （プロローグ） ｛全面光輝く明るい世界、丁度太陽の中へ入ったようなまぶしさの 中心に一人の権威ある聖者が立っている。遠方よりズームアップ｝ ようこそ我がコンピュートピア＜ハピエストランド＞へ 私はこの世界の創造主、エルハピエスト このハピエストランド内における全ての 責任と権限を有する者です。 この世界の住人は私の事を偉大なる創造神、ゴッドと呼んでおります。 この世界へ踏込んだ者は、幸せを得ずしてここから脱出する事は出来ません。 今これを読んでいる貴方はきっと幸せになりたいと思っていらっしゃる方に相違無 いでしょう。 念のために申しますが、もし貴方が「いや俺は幸せなんか別に欲し く無い」とおっしゃるのでしたら今すぐここからお引返し下さい。 ここは幸せを 求める人だけが踏込める聖域なのです。 興味本意でその気の無い人が万一踏込ん だ場合には、たちまち貴方の魂が消滅してしまう事を覚悟しておかなければなりま せん。 一刻も早く、貴方が貴方の幸せを掴み、このハピエストランドを去っていかれる 事を心より望んでおります。 それでは貴方の幸せへの旅へ いってらっしゃい。 �ｮ�｢�ﾎ�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�ｲ �､ �､「 」：プレイヤーの思い �､ �､表�､〔 〕：登場人物の思い �､ �､記�､｛ ｝：状況説明 �､ �､法�､括弧なし：語り／音声とテロップ �､ �､ �､ ・・・ ：間合表現 �､ �､ �､ �､ �､ �､ �､ �､ �､ �､ �ｶ�｢�ﾖ�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�｢�ｺ Ⅰ（入界準備） ようこそいらっしゃいませ。 私はこの世界の案内人"インスター”と申します。 貴方がこのコンピュートピアへ入るに当り、予めこの世界の事をご説明させて頂 きます。 貴方が旅するこの世界にも、もちろん多くの住人が住んでおります。 正確な事 は調査されていないので分かりませんが、およそ５００億人くらいが常時暮してい るのではないでしょうか。 そうですこの世界は貴方がおいでになった地球よりも ずっと多くの人が暮している、途方もなく広大な世界なのです。 ただ広さはどのくらいかと問われましても、このコンピュートピア＜ハピエスト ランド＞は、実は貴方が考えておられるような広さ、空間といった概念はありませ ん。 ゆっくりとご説明致しますが。 ここは時間の概念さえもない思考ワールド、 丁度地球上の皆さんが考えておられる四次元空間世界のような所だとお考え頂けれ ばよいでしょう。 そして３次元的空間が広いのかと言えばそんな事もありません。 今貴方がお使いのコンピューターの中にすっぽりと入り込むだけの大きさでもあ るのです。 ここには２種類の種族が生活しております。 地球上にもいろんな人種が暮して おりますが、この世界では地球上の人種に当る区別はありません。 その片方の種族というのは、人を見掛けると何か自分がして上げられる事はない かという事ばかりを考えている、天使と呼ばれる人々であり、 もう一方は、人の 不幸を喜び何をやっても満足せず、何時もいつも不平不満を言っている悪霊と呼ば れている人々です。 天使達はそれはそれは明るく暖かい地上で暮しているのに比べ、悪霊達は何時も 何時も肌寒い薄暗い地下で暮しております。 ただこの地下で暮す一群は誰かに追 いやられてそこにいる訳ではなく、本当は当然に明るく暖かい所を望んではいるの だけれど、彼らにとって地上は明るすぎ、まぶし過ぎて居られない為、しかたなく そこに留まっているに過ぎません。 お入りになれば分かる事ですがこの地上にはとても美しい花々が何時も何時も、 誰が植える訳でもないのに咲乱れ、優しい風がそよぎ（丁度日本の５月頃に吹くよ うな爽やかな風が）暖かい柔らかい日差しに包まれております。 一方その地下の 方には、ヘビ、キツネ、ブタといった動物は居りますが、お花はもちろん草木さえ もありません。 おまけにそこに吹く風は何時も強く砂塵を巻上げ襲って来ます。 我がコンピュートピアはこんなワールドです。 予備知識はこのくらいにして、 まずはこの世界への入口、脱魂室へとお進み下さい。 Ⅱ（脱魂室） いらっしゃいませ皆さん。 いよいよこれからこのハピエストランドに入界するに当り、皆様方は今お召しに なっておられるご自分の肉体をお脱ぎ頂かなければなりません。 このコンピュートピアは既にご存じのとおり思考ワールドでございます。 この 世界には肉体をまとったまま入る事は出来ません。 そして当然の事ながらここで は貴方の地球上での地位や名誉といった肩書きは何の意味もありません。そういっ た事を理解出来る人がいないと言う事です。 ここでは貴方と言う人物を理解する のに使われる手段は、貴方の心から発している思いだけです。 初めの内は戸惑わ れる事でしょう。 しかしどうしてもこの事に慣れておく必要があります。 当然 肉体を持たないこの世界の住人は、今貴方が使っている眼に当るものは持っており ません。 肉体を脱ぎ捨てた貴方も又然り、これまでのように貴方は他人をその外 形で識別する事は出来ません。 貴方に見えるのは、貴方が見ようとするその対象 が自分で描き出しているイメージそのものなのです。 肉体が無い以上ここでは生活の糧を得る為の仕事と言うものは存在しないのです。 したがって私はどこそこの会社の社長であると思っても相手には通じませんし、 私の会社は四菱商事だといっても伝わりません。 思考の世界に名刺を持って行く 事は出来ないのです。 「そんな所なら俺行かないよ」と言われる方もおいででは ないかと、くどく申し上げました。 一方俺は中卒だとか汚い仕事をやっていると いった劣等感を持つ人も一人も居りません。 お金といったものもありません。 従ってここではお金持と貧乏人といった区別も ありません。 それではどうしてお花や草木が存在するのかと言う疑問もあると思 いますが、これはここの住人が自分達の住む世界を「美しくあれ」といった思いの 総意として作り出したイメージが皆に見えている結果なのです。 そして地下には お花もないと云ったのは、地下に住む人々は自分の悩み苦しみで心が満たされてい る為、美しい住環境を思うだけの余裕が無い人達の集りだからなのです。 それでは肉体を脱ぎ捨てる以上、貴方が今まで描いていたご自分のイメージも一 旦全部お捨て下さい。 貴方はもともと何者でもありません。 貴方はナッシング でありエブリシングです。 すなわち総てのこだわりを捨てた自由な貴方は、この 思考世界では何者にも変る事が出来ると言う事なのです。 ここでは貴方が想いを出さない限り誰からも認識される事はありません。 そし て貴方が想ったままが誰かに伝わります、貴方が出した想いと同じ想いの人に。
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