◇フレッシュボイス2 #2957の修正
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二月五日は「双子の日」らしい。ちょうど「アストリットドとラファエル」で双子ネ タっぽいものを扱っていたので感想をと思いましたが、先延ばし。(^^; 作品強度> テレビ番組でたまにやっているショーとしての催眠では、掛かりやすい人と掛かりに くい人がいて、催眠術師はまず大勢いるゲストの中から掛かりやすい人を見抜いて選び 出す作業から始めるとか。 そのイメージから、催眠を用いた(殺人)トリックを描いても、読者は「そんなにう まく行くものなの?」「掛かる人と掛からない人がいるのでは。だったら確実性を欠く よね」と受け止められている部分があるんじゃないかと思います。 条件反射を用いた殺人というのもほぼ同様と言っていいかと。「本当に必ずそうなる の?」という疑問符がついて回ると言いますか。 その問題点をなくすのは難しいでしょうから、多少なりとも薄めるにはどうすか。そ のための方法の一つが、犯人側から描くという形式なんだと思います。犯人側からな ら、読者の疑問おかまいなしに、そのトリックで殺人に成功する様を描ける(その上 で、トリックを行使したが故に犯人が命を落とすという因果応報感をはめ込んだのが、 「猫じゃ猫じゃ」になるのかな)。 それでもなお、説得力があればあるほどいい。犯人が被害者を慎重に選び、幾度か密 かにテストし、ときに「こいつにはこのトリックは効きそうにない」とあきらめるパ ターンを入れつつ、別のターゲットに対して最終的に成功する……といった流れなら、 厳しい読者にもそれなりに受け入れられるかも? 犯人側から描く倒叙形式ではなく、従来型のミステリで用いるとなると、やはり非常 に困難だと言わざるを得ないのでは。未読ですが(^^;宮部みゆき『魔術はささやく』 (新潮社)のネット上の評価を拾ってみると、トリック面については芳しくはないみた いですし。 うーん、思い付いたばかりでたいして検討していないんですけど、連続殺人犯が二人 いるように見せて実は一人というパターンに落とし込めるかも。催眠術(もしくは条件反 射)を利した殺人のようにも思える事故死と、単なる刺殺、それぞれの犠牲者が立て続 けに出ていた。捜査を進める内に、催眠術(条件反射)殺人のトリックが有効でなかっ た者が、刺殺事件の被害者になっていると判明する、みたいな。 ではでは。
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