◇フレッシュボイス2 #2851の修正
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U−NEXTで映画「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」(二〇〇三年 米国)を少 し前に視聴。ネタバレ注意です。 死刑制度反対運動をしている団体の一人である大学の先生ゲイルが、仲間の女性を強 姦して殺したとの疑いで捕まり、死刑判決を受ける。執行五日前というタイミングで、 ある雑誌記者の女性ビッツィーが、ゲイルの弁護士から連絡をもらう。「執行までの三 日間、二時間ずつインタビューするようゲイル自身から指名された」と。受けたビッツ ィーはゲイルの話を聞く内に、彼の主張通り、この事件は冤罪なのではないかと感じ始 める。――大まかな粗筋はこんなところ。 本当のところ、あとは何も情報を入れずに観るのが一番だと思います。社会派ドラマ として、考えながら成り行きを追う。それだけで充分。というよりも、それが一番効果 的にこの映画を味わえるはず。 ※再度、ネタバレ注意 で、上のような書き方をすれば察しが付く人も大勢いると思いますが、本作は単なる 社会派ドラマにとどまらず、ミステリとしての面白さを有しており、さらにはどんでん 返しも待っています。 私自身は、事前にどんでん返しがあることは知ってしまっていた(検索ワード「どん でん返し」で見付けた作品だし)ため、その点での驚きは薄かったのですが、真っ新な状 態で観たとしても、もしかしたらラストのオチには想像が及んだかもしれない。途中で 繰り広げられるミステリ的な展開自体が、冤罪を晴らすためのもの故、逆転劇になって おり、そこからもう一段階盛り上げて締めくくるにはと考えれば、本作で示されたオチ は選択肢の一つに入ってくるだろうから。 とはいえ、社会派・ミステリ・どんでん返しと、それぞれの部分がよくできており、 充分に堪能できるストーリーになっていたと思います。 後味のよくない、何となく気持ち悪い感じ、一般的な感覚では受け入れにくいものが なければ、娯楽作品としてもっと推せそうですが、テーマ的にはどうしてもこうなる か。 ではでは。
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