◇フレッシュボイス2 #2741の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
推理小説家の森村誠一が肺炎のため死去。九十歳。ご冥福をお祈りします。 名前はもちろん知っているけれども、御作はあまり読んでいないミステリ作家の一人 だなぁ、私にとっては。 長編では、乱歩賞受賞作の『高層の死角』と『超高層ホテル殺人事件』『新幹線殺人 事件』の三冊は読んだ覚えがあります。これを読もう!と欲して読み始めたと言うよ り、家にあったとか、高校の図書室に置いてあったから手に取ったというのが正確なと ころです。何でそれほど触手が伸びなかったのかと言えば、トリックネタばらし本で既 にメイントリックを知っていたから……ではなく、むしろトリックを知っていたからこ そ、どんな風に使ったのかという興味込みで、上記の内の何作かは読んだところもあり ます。 敬遠したのは、ひとえに、何か読みづらい、これに尽きます。(^^; 全編を通じて読 みにくいのではなく、読んでもスピードに乗れないというか。作者の得意であろうシー ン(ホテルの仕組みの描写とか)だと、すいすい読み進められたけれども、そうでない 場面や専門用語を詰め込んだような書きっぷりは、正直しんどかった。短編でさえ、途 中で投げ出したのがあったような……作品名を思い出せませんが。あと、出版された当 時ならではの字間行間が詰め詰め、あるいは逆に開きすぎというのも遠因かもしれな い。 ミステリーの要素そのものを取り出してみると、トリック案出能力に優れている一方 で、考えたトリックをそのまま使う、捻りが少ないような印象が残っています。※トリ ックを知った上で読んだせいかもしれません。あしからず。 大掛かりなネタの映像化向きの作品が多い印象がありましたが、横溝正史や松本清 張、夏樹静子らに比べるとやや少ないみたい。トリックそのものが大掛かりだと、撮影 にもお金が掛かり、避けられたのかな。 検索して改めて調べてみると、面白そうな粗筋の作品がたくさんある。これを機会に 短編集の一つにでも手を出してみようかしらん。 ではでは。
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