#838/3577 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 19/03/03 01:54 ( 40)
読了>夢乃さんの『終末のサイエンティスト』16. 他レス 永山
★内容
ぴんちょさん、了解しました。どうもありがとうございます。
近年は動画によるレビューも視野に入れるべき時代なのか〜と、そっちの方で妙に感
心してしまったです。ミステリではだいぶ前から、個人による動画中継をトリックに活
かした作品が出ているので、レビュー媒体が追い付いた形だなと。
読了>夢乃さんの『終末のサイエンティスト』16.旅立ち ※一応ネタバレ注意
読みました。とりあえず、え、最終回なの?ってびっくりしました。もうしばらく波
乱含みで進んでいくものだとばかり。
で、読み始めてまず感じたのが、文章のたどたどしさでした。指示語の使用頻度がや
や多めに思えて、夢乃さんの筆運びってこんなのだっけ?という戸惑い。読み進める内
に感じなくなりましたから、これは私が最終回と聞いて身構えてしまい、感覚に変な影
響が出たのかもしれません。
読んでいる間及び読み終わっての第一印象は、この話の着地点そこだったのという軽
い驚き。いやまあ、色々あった上でのこういう持って行き方は充分あり得たんでしょう
けど、いきなりな感じがしたので。肩透かしと評しては言いすぎになりますので……
「広げた風呂敷の畳み方、そっちなのね! やられたー」みたいな。プチサプライズ。
(^^;
あと、光俊から麗子への“宿題”は、なるほど。答に誘導するかのような伏線や暗示
が、堂々と置かれていたことに気付かされます。
最後に、読んでいて気になった・引っ掛かった箇所の二つ挙げておきます。
@@引用開始(指摘付き)@@
人々を話題はそれだけではなかった。
↑「の」の誤りでしょうか?
あの時ひさにはマントのような布で覆われ、はためくそれから僅かに覗く手脚は剥き
↑? 「膝」だと前回登場時の描写と合わないようだし……
@@引用終了(指摘付き)@@
えー、私の方は、SF作品なんだということを意識するあまり、作者にとってよい読
者ではなかったかもしれませんが(--;私自身は更新を楽しみにして読んでいました。読
み落としや読み違いをそこそこしでかした気がするので、一度、最初から通しで再読す
べきかもしれないと後ろ髪を引かれつつ?、まずはここまで。ありがとうございまし
た。お疲れ様でした。
ではでは。
#839/3577 ◇フレッシュボイス2 *** コメント #838 ***
★タイトル ( ) 19/03/03 14:34 ( 68)
感想レス>『終末のサイエンティスト』16. 夢乃
★内容
ども、夢乃です。
拙い作品に最後までお付き合いくださり、ありがとうございますm(_ _)m 誤字の指摘も
ありがとうございます。うーん、最近寒いからなぁ。書いている時に手が悴んで・・・
(←言い訳)
> で、読み始めてまず感じたのが、文章のたどたどしさでした。指示語の使用頻度が
> やや多めに思えて、夢乃さんの筆運びってこんなのだっけ?という戸惑い。
それは多分、私の実力がこの程度、なのではないかと・・・もともと文章を書くのって
苦手で苦手で、いつもどうすれば読みやすく書けるか四苦八苦しながら書いています。
あとは今回、都合上説明が多かったので、そういうふうになってしまったのかな、とも
思いますけれど。
> 読んでいる間及び読み終わっての第一印象は、この話の着地点そこだったのという
> 軽い驚き。いやまあ、色々あった上でのこういう持って行き方は充分あり得たんで
> しょうけど、
終わりは最初からの予定の通りです。
えー、これは、以前見たアニメ「宇宙のステルヴィア」をつらつらと思い返している時
思いついた話です(ツイッターでそんなこと軽く書いたかな)。折角なのでどのように
思いついたかというネタばらしを。
「宇宙のステルヴィア」を知らない人のために、ネタばらしをできるだけしないように
軽く説明を。
遥かな未来の太陽系、遠くの超新星爆発によりファーストウェーブという災害が発生。
それによりやがて到来が予想されるセカンドウェーブに備えるため、各惑星の軌道上に
ファウンデーションという宇宙ステーションを建造した(なおファーストウェーブは、
超新星爆発で発生した電磁波、セカンドウェーブは破壊された惑星の破片など物理的な
物質の地球への到来です)。
で、ストーリーはセカンドウェーブが到来した後からが本番なのですが、話の途中で、
「ギガンティック・アクティモ・ソーマ」なる人型巨大兵器が登場するのですが、その
建造理由は「セカンドウェーブを凌いだ後に発生しうるファウンデーション間の戦争に
備えるため」でした。
(「宇宙のステルヴィア」の話、ここまで)
で、こういうことを思い出していたら、
・隔絶された複数のコミュニティ
・コミュニティ間の将来の戦争を煽って強力な兵器の建造を提案する科学者
・最後に、開発した兵器を持ち逃げする科学者
というストーリーというか、状況を思いついたのです。
後は、こういう状況を作るための設定を組み上げてから、いつもの通りプロットを考え
もせずに(←ぉぃ)書き始めました。
そんなわけで、ストーリー上決めていたのはラストだけという状態だったので、毎回、
どんなエピソードにするか、どうやってラストに繋げようか、と四苦八苦してました。
つまり、風呂敷の畳み方は最初から決まっていたけれど、広げ方が拙かった、というか
広げきれなかった、という感じでしょうか。もうちょっと煮詰めてから書き始めるべき
だったかなぁ・・・
> あと、光俊から麗子への“宿題”は、なるほど。答に誘導するかのような伏線や
> 暗示が、堂々と置かれていたことに気付かされます。
そう思って戴けたなら、成功かな。
これも難しくて。読んだときには伏線と気付かせず、後で読み返した時に「あれは伏線
だったのか」と思ってもらえる書き方がベストだと、自分では思っているのですけれど
今回のはちょっと露骨過ぎたかな、と思っていたものですから。
次は、忘却の天井 https://t.co/70fhNkBl4F の第二部を進めようかな、と考えている
のですが、これもまたスタートとラストは決まっていて間が全然なので、おなじことで
悩みそうです。うーむ・・・
それでは