AWC メモリーに目盛る   永山



#321/3622 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/01/02  21:51  ( 31)
メモリーに目盛る   永山
★内容
 お久しぶりです>泰彦さん、談知さん。
 私の拙文たる書き込みを、楽しく拝見と言ってもらえるだけで、とても嬉しくなりま
した。昔に比べてドラマを始めとするの映像作品の感想が増えて、ちょっと狭い方向に
行っている自覚があるのですが、文芸ネタや言葉ネタなどもほどよく混ぜながら、今年
も一日一書き込みをやってみます。よろしくお願いします。

 書くこと。
 私の場合、再三記していますが、ここ数年、執筆・創作に関する記憶の衰えを感じて
いまして。
 以前は最初に設定を決めたらほぼ振り返ることなしに頭に入っていたし、この話には
どのトリックを使ったかぐらい覚えていたのに、近頃は怪しい。長期に渡る話でも、何
をどこまで書いたのか、ちょっと自信がなくなってきてる。こわ。
 そういった部分をフォローするためになんやかんやする段階で、結構疲れてしまう。
昔は意識して覚えようとしなくても勝手に記憶できていたのを、今になって努力して覚
えようとするのは、かなりしんどい行為みたいです(苦笑)。結果、執筆にも影響が出
て書く量が昔よりも減る、という連鎖に陥ってる感じ。

 そんな風に記憶に自信がなくなってきている私ですが、昔のことなら覚えているよう
で、みのうらさんのその話も印象に残ってます。
 今の自分だと、一日一書き込みをやめたからといって、創作の方の執筆量が同じ分だ
け増えることはまずない。微増程度にとどまりそう。

 女性の小説家及び漫画家って、子育てを経験された場合、後に自作のネタにすること
が多いイメージを持ってるんですが、実際のところどうなんだろ。今の時代、ブログな
どで発信したら、作品にまでは取り入れない人も多いかも? 逆に、男性だとどうなの
か(個人的には、イメージないなあ)。男女問わず、子育てを今まさに経験しているの
と、子育ての時期が終わったときとでは、異なる感覚を持つかもしれないですし。
 この流れで伺いますが(笑)、泰彦さんは将来、時間ができたら、子育て経験をご自
身の創作に取り入れて書いてみたいという考え・希望はありますか?

 ではでは。




#325/3622 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #321 ***
★タイトル (BWM     )  18/01/04  13:51  ( 49)
将来自分はどんな小説を書いているのかしら     泰彦
★内容
 こんにちは、泰彦です。

 妻は仕事始め、小中学生は週明けから学校なので三男も保育園を休ませて、子ども4人
が遊んだりしているのを横目に、ノートパソコンで仕事をしています。
 集中は出来ませんけど、こういう事が出来るのが自宅作業の強みかな、と。三男がま
もなく4歳になるので、ようやく手が離れてきたというのが大きいですが。

 さて永山さんのご質問を、私なりに考えてみました。

 まず、男性が「主夫」として子育てを経験した場合は、女性の逆バージョンという感
じになる気がします。つまり、男親の子育てネタで作品を作るパターンですね。
 これは特に珍しくもないような印象があります。

 とすると、問題(?)になるのは「子どもが生まれたが、自分の働き方に大きな変化
はなく、子育ては主に妻が担っている(とはいえ、おむつ換えや公園に連れ出して一緒
に遊ぶなど、それなりに積極的に関わっている)」という男性が、果たしてその経験を
作品に生かすかどうか、ですよね。

 何となくの印象で言えば、

・子を持つ親の造形がリアルになる
・不倫ものが書けるようになる(実際に行動できないので、作品だけでも書きたくな
る、とかあるかも?)
・守るものを持つことで、行動が制約される男性の苦しみを軸にした作品を書くように
なる

とかは、ありそうな気がします。

 と、ここまでは一般論として。
 「将来、時間ができたら、子育て経験をご自身の創作に取り入れて書いてみたいとい
う考え・希望はありますか?」というご質問に対する答えとしては、「現時点で積極的
に書いてみたいという考え・希望がある訳ではないが、自分が得意とするところ、他人
にはない強みを生かそうとすれば、兼業主夫で家事育児の9割以上を担っているという現
状から考えて、必然的に子育て・地域がらみを扱うのが得策という結論になるであろう
から、漠然と『書くなら子育てネタかなぁ』とは思っている」という事になろうかと思
います。

 2004年のドラマ「アットホーム・ダッド」や、2016年刊行、2017年にドラマ化された「
PTAグランパ!」のような方向性でしょうか。
 どちらも見たことはないのですが……。(後者は原作を購入はしました)

 ただ、自分が社会派の小説を姿は全く想像できませんし、個人的にはファンタジーも
のが好きで、その中でも特に『「平凡な人」に起こるちょっとした物語』が好きなの
で、基本路線はそこで、それに子育てネタが少し入ってくる、くらいのバランスになる
ような気がします。

 久しぶりに長々と書きました(笑)

篠原 泰彦




#327/3622 ◇フレッシュボイス2    *** コメント #325 ***
★タイトル (AZA     )  18/01/05  20:31  ( 40)
ジョジョで言うところの流法   永山
★内容
 リモコンのモードが勝手に変更される件、解決。
 現象があまりにも頻繁に起こるようになったため、本格的に対処しないといけないな
あと思い、とりあえずネット検索してみたら、あっさり解決。リモコンに使っている乾
電池がへたってくると、リモコン側のモードが初期値であるモード1にリセットされて
しまうそうな。知らなかった。
 レコーダー側はモード5を指定しているので、これをモード1に指定し直せば、勝手
に変わるという現象はなくなる表面化しなくなる理屈だけど、そうすると並べて使って
いる同一メーカーのレコーダーで色々まずいことが起きそうなので、素直に乾電池を交
換した。

 子育て経験と小説創作。
 改めて、レスをありがとうございました>泰彦さん。
 ファンタジーというジャンルは、限定されているようで自由が利く、好き勝手に描け
るようで決めごとはきっちりしておかなければいけない、広いようで狭い、狭いようで
広い。そんな印象を個人的に持っています。
 その一つが、ファンタジー世界に、現実世界の諸々を持ち込むことで、新しく話がで
きうるという点。作例をさほど知っている訳ではありませんので、だいぶ昔に書き込ん
だのと同じ話になりますけど、剣と魔法のファンタジー世界での警察に焦点を当てた漫
画のネタを、見た覚えがあります。まともに取り締まったら剣と魔法の物語は成り立た
ないんじゃないかっていう。
 これと同じ発想で、ファンタジーでの子育て、もしくは職業的に絞って、子守・ベ
ビーシッターに焦点を当てた物語は、ありだと思います(既存の商業作品やネットでの
有名な作品に同じアイディアがあれば私の勉強不足です、ご容赦を)。今の私には書け
る気がしませんが、バリエーションは結構ありそう。

・子育てに疲れた父親が異世界に飛ばされみたら、そこでも子育てに追われる。
・子育てが苦手な父親がタイムスリップして、赤ん坊のときの自分の世話をしなければ
ならなくなる。
・ファンタジー世界で、家政婦は見たならぬ子守は見た。
・現実世界のベビーシッターが異世界に飛ばされる、またはその逆。
・子育ての苦労が遠因で命を落とした若い女性の霊が、子育て経験豊富な男に極意を教
わって、成仏する。
・魔法が当たり前の世界で、突如、子供が七歳未満の間は魔法による子育て・子守は禁
止!となったら。

 ……多かれ少なかれコメディの匂いがするような。
 ともかく、子育てネタを大胆に取り入れたファンタジー作品もありなのでは、という
ことで。

 ではでは。お題が「子育て」とかだったら、自分も書いてみるかも。




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