#8760/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 15/12/27 22:16 ( 57)
マジックを観に行こう>キラキラとウィッシュ(じゃない方) 永山
★内容
先月末頃の話になりますが、大丸神戸店で、KiLaとDaigoそれぞれのショー
が同日に行われると知り、これは行かねばと、朝から電車に乗っていきました。
当日は新幹線エヴァ車両が走る日だったので、ついでに観るつもりでしたけど、その
ために在来線を一本やり過ごすのが面倒に感じて、急遽やめちゃった。
ネット上のチラシによると、KiLaは正午からと十四時から、Daigoは十六時
からとなっていました。
普通なら、KiLaを二回も観る必要はないと考えるんでしょうが、ライブは文字通
り生ものであり、何らかのハプニングがあるかもしれない。それに、無料観覧だし(
笑)。てことで、正午の回に間に合うよう、十一時二十八分ぐらいに、大丸神戸店に到
着。
ところで、ネットチラシや大丸神戸店のサイトを見ても、ショーが行われるメインス
テージが、店内のどこにあるのか明記されてないみたいなんですよね。
検索を重ねて、過去にメインステージでの出し物を観覧した人や、出し物に関わった
企業・組織のブログなんかに写真が載っていたので、どうにか事前に当たりを付けては
いたんですが、着いてみると、やはり分かりづらい。半分勘でふらっと歩き、場所を発
見。そこには案内板があって、「座席で観覧できるのは十二名限定。店内図“ご案内”
の地点で並んでお待ちください」との旨が書いてありました。いや〜、そうと分かって
いれば、もっと早く来たのに。
で、“ご案内”の場所が、また分かりにくい。案内板の出ていた位置が、店内図と方
向が合っておらず、見当違いのところに行ってしまいました。案内所で尋ねて、ようや
く行けた(この節に「案内」何回出て来るんだ)。
案内所で尋ねた時点で、正午の回はすでに満席と知らされ、がっくり。ですが、十四
時の回を座って観たいので並んだですよ。行列の人数は十二を超えていましたが、正午
からの人も並んでいるので、当然です。
十一時四十五分になると、店の人が誘導に現れました。十四時の分に並んでいる私達
は残される訳ですが、「立ち見でも観覧できますのでどうぞ」と言われ、結局、十四時
からの回のために並んでいた人達も全員、メインステージ前に移動し立ち見すること
に。何のこっちゃ。
とにもかくにも、ショーの始まり。定時きっかりにスタートでした。
舞台の両サイドに置かれた大型テレビに、KiLaのテレビ出演映像が流され、音楽
がかかる中、KiLa登場。カメラを構えた男性も舞台に上がり、ショーの様子を撮影
するようです。その模様が、両サイドの大型テレビにリアルタイムで映される仕組み。
演目は、初っ端からいきなり観客を舞台に上げました。ほぼ真正面の椅子に座る子供
を指名。
一組のトランプを取り出し、一枚を選ばせます。「それを観客とカメラにだけ見せて
ください。僕はこちらを向いていますから」と言い、お手伝いの子供に背を向けるKi
La。しかし、その視線は、反対側にある大型テレビの画面へ。当然、カードが大写し
になっています。そうです、これまた初っ端から意外なことに、ジョークトリックで来
ました。笑いに包まれる中、カードをずばり言い当てられた子供だけが驚くという流
れ。
すぐに種明かしをし、今度は本気でと、まず、選んだカードにサインをさせる。それ
から白(半透明)のゴム風船をいくつか取り出し、使いたい物を選ばせるKiLa。子
供が一つを選ぶと、それ以外を引っ込める。そしてカードの束を手にしたまま、風船を
膨らませると、カード一組を風船の中に入れてしまう。風船から空気を抜いて縮める
と、確かに入ったように見える。それを口元に近付け、改めて膨らませる。風船の中、
トランプがばらけて入っているのが分かる。
さらにそこから、サインされたカードを見付け、風船の外から指で摘まみ出してしま
う。一連の流れは鮮やかで、観客席では悲鳴にも似た驚きの声がいくつも上がりまし
た。
……ただ、この回のKiLaは手際の悪いところも目に付きました。風船を取り出す
のに手間取ったり、サインペンを入れたポケットを忘れたのか、なかなか取り出せなか
ったり、挙げ句、次に紹介するマジックでは――非常に珍しいパターンが観られまし
た。
てことで、気を持たせつつ、続きます。ではでは。
#8768/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #8760 ***
★タイトル (AZA ) 16/01/03 20:14 ( 47)
マジックを観に行こう>キラ1の続き 永山
★内容
さて、二つ目は、またも観客席から子供を、今度は二人上げました。KiLaは目線
の高さを合わせるために二人の間にしゃがみ、名前などを聞きます。その内に、どうや
ら二人ともKiLaと会ったことがあり(KiLaの方は覚えていないようでした)、
マジックを趣味にしてるらしいと分かる。
KiLaはそれからコインマジックを始めるようなことを言ったのですが、ポケット
のどこを探ってもコインが見付からない。結構長い間探しても出て来なかったため、仕
方なしに他のマジックをやることにしたようです。これは珍しい。
一組のカードを取り出し、二人の内の一人に一枚選ばせる(ダイヤの8)。束に選ん
だカードを戻させてから、新たに適当に選んだ一枚(ダイヤの10)を裏向きに手に挟
んで持たせる。もう一人に残りのカードを裏向きにして持たせ、ぱらぱらと弾かせる。
すると「カードが飛んで行った」と言い、手に挟んだカードを開かせると、ダイヤの8
になっている。
急遽行ったせいか、マジックの演目としてはやや平凡でしたが、手際はよかった。こ
んな風に何らかのハプニングが起きたときは、リカバリー用に、ちゃんと別のネタを用
意しているのね。
次に、マジックのテクニックが実際の生活に応用される、逆に実際の生活の技術がマ
ジックに応用されるとの話を前振りに、スリマジックをやるという。またまた手伝いに
お客さんを二人選びますが、今度は大人。まず、KiLaが自分の財布だと言って、二
つ折りの財布を懐から出す。開いて、中を皆に見せます。それから客の一人(客Aとし
ます)に財布を預かってくださいと、ズボンのポケットにKiLa自ら財布を押し込
む。「普通のスリは、こうやって財布だけ取ります」と、再び財布を取り出す。
一拍おいて、「よりうまいスリは、中見だけ取ります」と、財布を手の中でじっ照る
と、いつの間にか数枚のお札に。
財布の札入れが空になったことを示し、改めて客Aのポケットに財布を押し込む。
ここでもう一人の客(客B)に、トランプカード四枚のエースを示して、好きな物を
選ばせる。選ばれたハートにサインをさせる。
客Bの衣服にある複数のポケットに、四枚のエースを順番に入れていく動作をしつ
つ、こっそり客Aに合図を送り、ポケットに入れたふりをしただけで抜き取ったカード
を、客Aに渡して隠し持たせる。一連の動きは観客から丸見えで、笑いを誘います。四
枚全てを隠したところで、客Bにカードがあるか確認させていく。あると思っている客
Bは、ポケットが空であると知る度に驚きの表情。
最後に四枚まとめて一つのポケットに入れ、サインをしたハート以外の三枚を取り出
す。残るハートのAはどこ? 最初にポケットに入れさせた財布を見るように言うKi
La。ポケットから取り出した財布を開くと、殻だった札入れのスペースに、四つ折り
に畳まれ、クリップで留められたカードらしき物が。KiLaは客Bにそれを取らせ
て、預かると、クリップを外して、カードを開く。現れたのは、サインの書かれたハー
トのA。驚嘆の声が上がります。
四つ目の演目。またもやお客さん二人を舞台に上げます。今度は女性二人。テレビで
も何度かやっている、触られた感覚を別の人に飛ばすというあれです。
お客さんそれぞれに鼻もしくは顎で試して、見事に成功。マジックの種だけでなく、
時間差も利用しており、体験した人は凄く不思議に感じるでしょう。
以上でショーは終了。KiLaにしては特に前半がたどたどしかったですが、それ以
降はまずますのレベルにまとめ上げたと言ったところでしょうか。
まだ続きます。ではでは。
#8779/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #8768 ***
★タイトル (AZA ) 16/01/10 17:40 ( 38)
マジックを観に行こう>第二のキラ(違う) 永山
★内容
正午の回が終わり、当初は、元町駅近くの海鮮丼屋で昼食を摂るつもりでしたが……
十四時の回をどうしても座って観たい(初回を観た結果、右端の席から観れば、種をチ
ラ見できる可能性が高いと踏んだこともあり)との思いが勝りました。海鮮丼屋には行
かない、というか昼食抜き。
そもそも、ショーの内容によっては、二回目はパスして、隣の駅の近くにあるマジッ
クショップを覗く予定を立てていたのですが、コインマジックを披露せずに変更したこ
とが明らかだったので、これは観ねばなりません。
十二時四十分頃に“ご案内”地点に早足で行くと、誰もいない。思惑通りの一番乗り
でした。が、十分と経たない内に、次の人が並び出したんで、結構きわどかったことに
なります。
そこから一時間余り、持って来た本を読んで時間潰し。立ったままだったから、足腰
が痛くなる……。整理券を出さないのなら、椅子を用意してくれてもよいのになあ。席
数は十二と決まっており、すぐに満席になると見込めるだろうに。
十三時四十五分になり、店の人の誘導で、メインステージ前の座席に向かいます。説
明によると、並んだ順番に好きな席に座れるとのこと。普通なら、真ん中の席を選ぶん
でしょうが、先述の通り、一番右端の席に陣取りました(後日、KiLaのオフィシャ
ルブログに、イベントの模様が写真付きでアップされていましたが、右端に座ったおか
げで、私の姿はほぼ見えない(苦笑))。
演目はだいたい一緒だったので省略しますが、問題の二つ目はコインマジックでし
た。これまたテレビでお馴染み、五百円玉大のコイン(外国の硬貨)四枚が、お客の手
の中で三枚になり、もう一方のお客の手のひらに落ちてくるという手品です。その後、
三枚が二枚に、二枚が一枚になりました。
他に、若干の変化があったのは、スリマジック。客Bの男性が、ポケットに煙草の箱
を入れていたので、KiLaが臨機応変にその煙草までも、客Bに気付かれぬよう抜き
取ってしまいました。一連のスリマジックが終わり、客Bがステージを降りる段になっ
て、忘れ物ですよと渡す流れ。
もう一点、風船にトランプを入れるマジックでも、多少の変化が。客席から選ばれて
舞台に上がった女学生(中学生か高校生?)が風船を膨らませるも、膨らみ方が足りな
い。残りをKiLaが膨らませたのですが、口を付ける前に一瞬躊躇してみせ、その女
学生に「ごめんね」と断りを入れてました。何か面白い。
あと、種が見えたかどうかですが……見えました。
少しだけ具体的に書くと、クリップで留めたトランプを開くときにちらっと見え、触
覚を飛ばすマジックを始める直前にきらっと見えたです。見えてなお、というか改め
て、うまいなと感じました。
Daigoのショーに関しては、また次に。ではでは。
#8806/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #8779 ***
★タイトル (AZA ) 16/02/06 21:29 ( 33)
マジックを観に行こう>幕間>醍醐よりも久里 永山
★内容 16/02/06 21:30 修正 第2版
間が開きましたが、十一月下旬に大丸神戸店での催し物を観に行った際のレポート及
び雑記です。
KiLaの二度目のショーが終わり、次のDaigoのショーが始まる午後四時ま
で、一時間半ほどあります。本来なら、ここで遅い昼食とすべきなんでしょうが、お腹
が減りすぎたのか、別に食べても食べなくてもいいやって気分になりまして。地下一階
でやってるグルメフェアを回り、すぐに食べたい物があれば購入し、外で食べようと考
えた。
で、行ってみると、結構な人出でした。人気店の前には列が出来て、通路ですれ違う
のも一苦労。それでも一生懸命、ぐるぐる回る(笑)。食べ物は、パンだのおこわだ
の、昼食代わりになりそうな物もちらほらありましたが、買ってすぐ食べようとまでは
思わなかった。チーズやワイン、漬け物、ハム、ソーセージ……この辺は買ったとして
も、すぐには食べられないだろうし。
出発前に調べて、唯一目を付けていた足立音衛門のショップを見付けて、物色に入
る。事前の検索で初めて知ったのですが、栗菓子専門店らしいこの足立音衛門。栗のお
菓子が好きなもので、要チェックです。
私、だいぶ前から美味しいモンブランケーキを探し求めてるんですが、この臨時ショ
ップにモンブランはなかったみたい。でも、他のお菓子も魅力的に映りまして……結
局、種類の異なるパウンドケーキを一本ずつ計二本と、小さめのカップケーキを二つ買
いました。はっきり言って、お高い(汗)。家に帰ってから食べてみましたが、美味し
かったです。栗がごろごろ入っていて、食べ応えがある。栗の違いによる風味の差まで
は、私には分かりませんでしたが。値段相応と言っていいでしょう。
まだ少し時間があったので、五階の玩具売り場へ。手品グッズがないかなーと思って
覗いたのですが、今時の物は何にもなかったような。KiLaやDaigoを招いた日
ぐらい、特設コーナーを作ってくれてもいいのに。多分、そこそこ売れるはず。総体
に、知育玩具が多かったかな?
四時まであと十分ほどになったところで、ステージ前に行ってみると、すでに超満員
でした。
Daigoのショーはあんまり覚えてませんが、続く。ではでは。
#8896/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #8806 ***
★タイトル (AZA ) 16/05/05 20:52 ( 39)
マジックを観に行こう>Daigo味 永山
★内容
志の輔落語の感想を書いてるとき、昨年十一月に行った大丸神戸店のKiLaとDa
igoそれぞれのショー、レポートが中途半端になっていたのを思い出した。覚えてる
範囲でこちらも書いておきます。
午後四時からのDaigoのトーク&ショーは、座るために待つ気力がなく、立ち見
を選択。時間帯のためか、大盛況の人だかりができていて、やや遠目からの見物となり
ました。
音楽に乗って登場したDaigo、第一声が、テレビで聞いたのと明らかに違う。喉
を痛めて調子が悪いそうで、そんな中でもお仕事、お疲れ様です。
メモは取らなかったので詳しい手順はうろ覚えですが、スプーン曲げと読心術を披露
してくれました。
スプーン曲げは、極シンプルに、ヘッドの部分を直角に曲げるのを手始めに、うねう
ねと蛇みたいに曲げたり、捻ったり、折ったり、触らずに(少し)曲げたり、元通りに
したりとバリエーションに富んでいました。超能力やマジックグッズの類ではなく、力
学の応用だと強調してた。私の推測では、一部、マジックグッズが使われている気がし
たんですけど、使わなくてもできるのかな? まあ、マジックグッズ自体が力学そのも
のらしいんだけど。
読心術の方は、客三人を舞台に上げ、六色のマジックペンから一色を心に浮かべても
らい、それを当てるというもの。当てる過程はそれぞれ違っており、一人目は小さな女
の子が対象。Daigoは別のお客さん(三番手で当ててもらう客)を正面に立たせ、
両手の平でDaigo自身の目を覆い隠してもらう。その状態で女の子はペンを一本選
び、Daigoが質問する。色々と性格的なことを述べたあと、おもむろに言い当て
る。
二番目は大学生か少し上ぐらいの男性。三番目は若い女性。
……で、当てる過程が違ってるんだけど、二番目がよく思い出せない(汗)。三番目
の若い女性の方は、ペンの中から何を選んだのか本人以外誰にも分からぬよう、柱の陰
に隠れて選択してました。もちろん、Daigoはぴたりと当てた。
あと、質問コーナーが設けられ、指差された男性が「挑戦するつもりでやって来まし
た」「秘策があります」的なことを言うものだから、Daigoも受けて立ち、数字だ
か色だかを選ばせて、またまた的中させてました。男性の秘策は何だっけ……決め打ち
みたいなものだったかな?
トークの方は、ショーと直接は関係のない話。生い立ちと専門に学んだこと、今やっ
ていることといった内容でした。この時点では初めて聞くことが多かったけど、後にテ
レビ番組でも同じ内容を語るのを見ました。
そんなこんなで、疲れましたが、コストパフォーマンスの高いショーだったと思いま
す。
ではでは。