AWC 急行“東洋”   永山



#8406/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  15/01/12  20:04  ( 23)
急行“東洋”   永山
★内容
 フジテレビ系で放送のドラマSP「オリエント急行殺人事件」第一夜を観た
んですけど、原作にかなり忠実だったのが意外でした。三谷幸喜脚本なら、も
っといじってくると想像してた。まあ、第二夜は犯人側から描くそうで、だい
ぶ自由度が高そうだから、本領発揮してくるんだろーなー。

“日本人優勝”>5.AWC編集室へのレスです
 何故かは知りませんけど、大相撲で日本人力士優勝と表現するときは、日本
国内出身の力士に限るのが角界の慣例だという旨の表記が、某質問箱の回答に
あったので、栃東としました。日本人の心情的に、これが一番適う解釈だと思
いますが、旭天鵬自身はどんな気持ちなのかしらん。
 そういえば、少し前に観たバラエティ番組で、日本の小学生横綱ら三人の小
学生力士がモンゴルに行き、モンゴル相撲の小学生力士と相撲で対戦する企画
をやってました。その中で、モンゴル側の指導者(もちろんモンゴル人)が、
「横綱の母国モンゴルへようこそ」と出迎えていたのを思い出したです。白鵬
ら現役横綱三名がこぞって日本国籍を取得したとしても、この言い回しをやめ
やしないでしょうし、やめる必要もありますまい。
 元々、大相撲の“国籍”観て、よく分からないところがあると思うんですよ。
幕内最高優勝の表彰式では、どこの国の力士が優勝しようが、日本の国旗を掲
げ、君が代を流す。このことから、大相撲をやってる人間は皆日本人だという
思いがあるのかも? でも一方で、冒頭に記したような慣例が角界に本当にあ
るなら、矛盾してるような。

 ではでは。




#8407/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #8406 ***
★タイトル (AZA     )  15/01/13  20:36  ( 30)
(ポワロ&ホームズ)三谷   永山
★内容
 フジテレビ系のドラマSP「オリエント急行殺人事件」を録画視聴。事前に、
二日間で約五時間三十分(CM込み)と知って、長すぎるだろ!と感じたので
すが、実際に観てみるとそれほどでもありませんでした。
 第一夜は舞台を昭和八年の日本へ移した上で、原作にほぼ沿う形で映像化し、
第二夜は犯人側の視点で犯行に至る経緯と、犯行中の様々なハプニングと臨機
応変ぶりを描くという構成。特に第二夜は、脚本の三谷幸喜の個性が発揮され
ていて、ユニークでした。一部のコメディ調には賛否あるかもしれませんが、
基本的にシリアスな線を崩さなかったので、ぶち壊しにはならなかった。むし
ろ、よいアクセントになったかな。
 ただ、(原作の)犯人の行動に疑問を投げ掛ける形になった、脅迫状を燃や
す行為に関するやり取りは、理由付けされることなく投げっぱなしで、ちょっ
と無責任だったような。
 そして注目の、ラスト近くにおける探偵役の判断は、これまた原作に忠実で、
後味のよさに徹したように思いました。
 登場人物のネーミングが、なるべく原作に近付けようと努力した痕跡があっ
て、面白い。ヒルデガルド・シュミットが昼出川澄子なんて、作りすぎ(笑)。
 野村萬斎演じる勝呂武尊が、原作でのポワロに当たる訳ですが、癖のある個
性的な名探偵をうまく演じたんじゃないでしょうか。滑稽だがお笑いの領域に
は踏み込んでいない、バランスの取れた演じっぷり。髪型も、他のポワロ映像
作品で印象の強い禿頭ではなく、あくまで“卵形の頭”である描写を採用した
容貌になっていて、よかった。

 NHK教育で放送の人形劇「シャーロックホームズ」第十三話を録画視聴。
これも三谷幸喜脚本。今回は『バスカヴィル家の犬』と『踊る人形』の合わせ
技……といっても、完全に分離した二つの事件という形でしたが。それぞれ単
品だけでも充分に面白い脚本が作れそうなだけに、勿体ない。
 その点を除けば、ホームズが後れを取るシーンが二度もあって、意外な展開
になってました。

 ではでは。




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