AWC 異色ではなく古典   永山



#7819/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  13/07/20  20:18  ( 22)
異色ではなく古典   永山
★内容
 臓器移植と味覚。
 情報バラエティ番組の類で、味覚が変化し、(亡くなった)臓器提供者の好
みと完全に一致した、なんてのも言ってましたけど、これも薬によるもので、
提供者の味覚と一致したのは単なる偶然なんでしょうね。世界中で数え切れな
いほどの移植手術が行われてきているのですから、それぐらいの偶然がいくつ
か起きたとしても、別におかしくないと。

 ミステリ映画。
 映画「名探偵登場」は、パロディ色が強いものの、それに負けないだけの趣
向を盛り込んでいて、私も楽しみました。ちょっと非現実に過ぎるけれど。
 ついでに、「名探偵再登場」の方は、同じ傾向を期待すると外れだと感じま
すが、それを頭から追っ払って観れば、まあまあよかったと記憶してます。

 ミステリ映画の古典と言えば、アガサ・クリスティの諸作と「わらの女」も
追加せねば。
 クリスティの作品は映像化に向いているのか、それとも演出家の腕なのか知
りませんが、各登場人物の犯行の可能性を非常に分かり易く示すパターンが多
い気がします。
 「わらの女」は題名で損しているようですが、観始めれば引き込まれる佳作
でしょう。原作改編が評判悪いようですが、映画の展開もありだと思います。

 ではでは。




#7823/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ    *** コメント #7819 ***
★タイトル (mor     )  13/07/22  23:50  (  9)
クリスティ作品・守屋
★内容
 クリスティ作品には、好みはあってもはずれがありません。ワンパタな展開もありま
すが、やはり稀有なストーリーテラーだったのだなあと思います。
 「検察側の証人」は「情婦」のタイトルで映画化されましたし、舞台化はイギリスで
ロングラン公演になっています。シリーズ物ではない短編でも、最後にあっという驚き
があって、読んでいて飽きません。

 ポワロ物は映像化されてから好きになりました。短編は尺の都合もあり、結末がコミ
カルだったり皮肉混じりだったり。長編は映画のようにしみじみした結末が多く、人生
の悲哀を感じます。




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