#4609/9229　◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (XVB     )  07/11/13  22:35  ( 15)
金田一＆東野　圭吾　　＄フィン
★内容
１２日金田一君をひさしぶりにみた。放送当時面白く見ていた記憶があったけど、１２
日のはなんだらいろいろな疑問を持って集中することができなかった。

オペラ座館を何故海の孤島に創ることができたのか。六本木に劇場作るならわかるけ
ど、あんな海の孤島に創っても採算とれるのか。
そしてガラスの仮面の月影先生はご愛嬌だとしても、団員の数が少ない。あんな人数で
オペラ座の怪人を上演できるのか疑問である。
犯人役の女優、人間を二人殺している上に劇場を焼いているのだから、死刑になるか、
それとも無期に近いものになるだろう。もし刑務所から出てくることになっても、50か6
0過ぎの婆ぁに新人女優は無理だと思う。

東野　圭吾　月9のガリレオが面白い。毎週欠かさずみています。髪が燃えあがる初回特
に面白かった。原作を調べたら東野　圭吾　先生が探偵ガリレオで出しているのです
ね。図書館に予約を使用かなと思ったけど借りる人が多そうでやめた。東野　圭吾先生
はまったくの未読でこの作品はいいという一品あれば教えて欲しいです。




#4615/9229　◇フレッシュボイス過去ログ    *** ｺﾒﾝﾄ #4609 ***
★タイトル (mor     )  07/11/15  12:15  ( 17)
東野圭吾作品・守屋＞ドルフィンさん
★内容
　短編集ならば、笑えるものとして「名探偵の掟」。ミステリのお約束を逆手に取って
笑おうという連作です。2時間ドラマもネタにされていますので、ディープなミステリフ
ァンじゃない、という読者にもとっつきやすいのではないでしょうか。

　泣ける話としては、映画化された「秘密」、「手紙」。トリックがどうしたこうした
の話ではありませんから、そのつもりで。「トキオ」（文庫化されたタイトルは「時
生」）も、青春小説めいていて、読みやすいでしょう。

　ミステリで、かつ読後ほろりとしたいときには「嘘をもうひとつだけ」。短編集です
が、どの話も犯罪の虚しさが漂います。

　自分的ベストは、ドラマ化もされた「白夜行」。重い話です。また、ドラマとは主人
公たちの描き方がまったく違うので、それなりに構えて読まなければ気分が悪くなるか
も。「幻夜」もそのノリですね。
　読後感が悪すぎますが、犯罪を許したくないという作者の本音が伝わってきます。そ
の点、殺人犯が許されて生き延びるというパターンばかりを書いている石持浅海とは、
向き合い方が違います。