#4399/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA ) 07/08/30 23:04 ( 25)
およそ一ヶ月ぶりに再び自宅 永山
★内容
早朝から動いて疲れが出たか、一日一書き込みを危うく忘れそうに。
拙作への感想が上がっているのを見付けて、ちょっと復活したところです。
shuraさんの新作は後日読んで、読了コメントを書くつもりです。
感想レス>
shuraさん、お久しぶりです。読んでくださって、ありがとうございます。
“今更ながら”なんてことはお気になさらずに。どんなに昔の作品でも、感想
をもらった側は嬉しいものだと思いますから。
動機は、秘密にされていた洋菓子のレシピを知るため……としたつもりでし
たが、分かりにくかったようで。それとも、「疑問が残った」とは、人を殺す
動機としては弱いという意味でしょうか。
いずれにせよ、力量不足を痛感させられます。ほぼ倒叙形式なのだから、基
本的に説得力のある動機を明示しなくては。
送受器。これは私の拘りみたいなものです。といっても、作家のエッセイか
何かで見かけたのを、そのまま受け入れただけなんですが。
確か、「電話の受話器、あれは受話器と呼ぶのが一般的になったが、かつて
は送受器と呼ばれていた。話を受けるだけでなく、送ることもできるのだから、
送受器の方が合っている」というニュアンスの文章でした。
過分な誉め言葉もいただき、いよいよもって創作活動を以前の状態に戻さね
ばと意を強くしたのでありました(早期実現できるかどうかは別として)。
ではでは。
#4416/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ *** コメント #4399 ***
★タイトル (yiu ) 07/09/03 21:25 ( 59)
永山様:ありがとうございます shura
★内容
まずはつたない感想へのレス、ありがとうございます。
やはり動機はレシピなのですね。
しかし、レシピを知るために何故殺さなければならなかったのかがよく判りませんでし
た……。
殺してしまっては得られるものも得られないと思うのですが……ただ単に自分が何か思
い違いをしているような気もします。
飲み込みが悪くて申し訳ないです。
送受機についてはなるほど、と納得いたしました。
言われてみれば確かに「受話器」というのでは正確でないですね。
受話器に対して本体を指すのかと一瞬考えた自分はまだまだ修行が足りないようです。
あとは、思ったことを書いただけですのに、喜んでいただけたようで嬉しかったです。
わたしは好きなことについて語るのが好きらしいので、やりたいことをやらせていただ
いて、それが活力になったのならわたしは幸せです。
もう一つの幸せは、わたしのつたない話に感想をいただけたことです。
お忙しい中読んでくださった上、貴重なご意見ありがとうございました。
まずそもそも、見せ場というものすら考えずに書いてしまったので、一行目からはっと
した次第です。
状況説明の遅さや容疑者の数につきましては、なるほどと目から鱗でした。
わたしは本当にミステリに関してドがつくほどの素人で、当然ながらあの話もミステリ
と呼べるものではないと思います。
強いてジャンル名らしきものを挙げるとすれば「人間観察記録」ではなかろうか、とい
うくらいです。
事件とその容疑者と友人たちというのは、観察におけるシチュエーションと対象でしか
ありませんでした……。
前半が人間観察、警察登場後の後半がその観察による結論と表向きの事件の収拾(補
足)となります。
事件に関心があるのは眼鏡をかけたネギと警察くらいでしょうから、お話になりません
ね。
これをミステリにしようと思うと、永山様の仰るとおり長さから言っても(おそらく状
況にしても)難しいだろうと思います。
わたしには到底そのような芸当はできませんでした。
容疑者は一人だけですが、同じ立場の人間を複数「分析」しても仕方がないので、便宜
上一人となりました。
登場人物の数については男女比が同じ方が美しかろうと思い、しかし男・女・死人一人
ずつの三人より男・女各二人+死人一人の計五人の方が数としてはちょうど良いだろうと
思っただけであったりします。
状況説明が遅いのは事件自体がわたしにとって重要でなかったからです。
せいぜい眼鏡をかけたネギが「探偵気取りの奴である」という証明の小道具にすぎませ
んでした。
オチが判ってしまうのも……後半部分が補足に過ぎないとなると致し方ないようにも思
えます。
――と言ってしまっては身もふたもありませんが、実のところ、そんな感じです。
しかし、これをミステリと考えてみてもいろいろと改善すべき点があり、そうやって別
の視点から考えてみるというのはとても有意義だと思えました。
ご指摘いただいた点についてはどれも到底自分には考え付かなかったことばかりでした
ので、大変勉強になりました。
また、以前は人外のものばかりを主人公にしてかなり長い間馬鹿な話を書いてきました
が、久方ぶりに人外のものを書く機会にめぐまれ、嬉しくもありました。
成長があったのかどうかは、自分でも判らなくなりましたが。
良い経験をさせていただきました。
永山様の人外のものの設定はとても興味深かったです。
時間制限つきで凶器が意思を持つとは。
一体どんな話になったのか、読めないのが非常に残念でなりませんが、いつかその素敵
なアイディアがどこかで生かされることを切に願っております。
ありがとうございました。