AWC @コラムbQ33 麻薬中毒は麻薬を止める以外に治らない ヨウ


        
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★タイトル (CKG     )  00/11/09  22:56  ( 38)
@コラムbQ33 麻薬中毒は麻薬を止める以外に治らない ヨウ
★内容

ゼネコンを中心とする業界に毎年ばらまく公共事業は
日本の長年の慣行となっており
これがまた政・官・業の癒着体質となって
行財政を非効率にし慢性的な財政赤字の原因となっている。
財政状況に関係なく業界に公共事業を出さなければ
業界が苦境に陥り、政権党は政治献金を受けられなくなるし
選挙で支持されなくなる。
一方、官僚にとっては業界は高給で優遇される天下り先であり、
また、族議員となって更に出世するための手段でもある。
そして業界にとっては公共事業は毎年確実に儲かる特上の顧客である。
この鉄のトライアングルこそが日本の政治の実態である。
この仕組みも高度成長時代には問題を起こさず
政権党の強固な権力基盤となって政治を安定させるというメリットもあった。
しかし、日本が今未曽有の大不況と財政危機にある中では
この仕組みは必死に立ち直ろうとしている日本の足かせになっている。
高度成長時代に田中角栄の日本列島改造論に代表される考え方で
膨張した土建業界は今や無用の長物を造り続ける金喰い虫と化した。
これが「公共事業は麻薬のようなもの」と言う所以である。
土建業界は麻薬中毒に掛かっているのである。
麻薬(公共事業)を与え続けなければ苦しみもがき持たない。
しかし、麻薬は高価なので
家(国)は借金に借金を重ねて麻薬を飲ませている。
しかし、麻薬をいくら与えても麻薬中毒は治らない。
治療が遅れれば遅れる程無駄なお金を使い借金が更に膨張する。
麻薬を止めなければ家が破産してしまう。
日本は今こういう状況の中にあるのである。


                          ヨウジ

P.S.過剰なものはできるだけ早く適正な水準に縮小させる。
    そして借りたお金を返しつつ
    お金を本当に必要なものに振り向ける。
    これが麻薬中毒の治療法だ。
    これこそが日本再生の唯一の道だ。
    だから故小渕首相が何とかの一つ覚えのように繰り返し言った
    「二兎を負うものは一兎も得ず」は思慮が足りなかったのである。




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