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★タイトル (CKG ) 00/ 2/ 8 23: 0 ( 59)
@コラムbP45 オーストリアの自由党と日本の自由党 ヨウジ
★内容
オーストリアではこの程極右と言われる自由党が第2党となり
保守系の国民党と連立を組むことになった。
ところがその自由党の党首は過去に何回となくナチス肯定等問題発言を
繰り返してきた。
「我が国の兵士は犯罪者ではなく、犠牲者だった」
(1990.10 第二次大戦退役軍人への演説)
「ナチスドイツには秩序ある雇用政策があった」(91.06 州議会)
「ナチス親衛隊は旧ドイツ軍の一部であり、栄誉と尊敬を受けるべきだ」
(95.12 テレビのインタビュー)
「シラク・フランス大統領はこの数年、欧州で最悪のことをしてきた政治家の
一人で、その結果、選挙で敗れた」(2000.01 シラク大統領の批判に反論)
「これまで社会民主主義と保守系しか知らなかった欧州各国が、やや神経質にな
るのは分かる。だが、すぐに我々に慣れるだろう」
(2000.1.28 テレビのインタビュー)
早速、EU各国からオーストリアと外交的接触を断つ方針が次々に出された。
アメリカも同調する方針を発表した。
ところでこの自由党は日本の自由党とはどんな関係にあるのだろう。
名前が同じなのは偶然であろうか。
いや、意識してこの名前を選んだに違いない。
日本の自由党は極右とは言えないかもしれないが最右翼であることは確かだ。
核武装等の問題発言をした西村防衛政務次官は自由党の議員だったし
小沢党首の子息は自衛隊の隊員と聞いている。
それに今回の国会混乱の原因となった定数削減法案の強行採決も
自由党と自民党との連立協議が元となったものであり
通常国会冒頭で成立させなければ連立を離脱するという脅しがあったので
自民党はこれをやらざるを得なかったものだ。
自自公以前の自自連立の時からの小渕政権の強権的な政治手法は
この自由党が政権に加わったことが大きく影響している。
そうすると自民党内の右翼的議員も活気付き
以前には憲法改正などあり得ない政治情勢だったものが
自由党が政権入りしてから憲法改正が当たり前のような雰囲気に急変した。
国連何とかと色々体裁の良いことを言っているが、
結局、平和憲法を破棄して軍備を強化して自由に軍隊を動かせるようにする
ことが究極の目的であることが読み取れる。
こういう方向になり箍が外れれば
もう際限のない軍拡となり軍国主義が復活することが目に見えている。
各議員の強行発言と言い、強権的な政治手法と言い
自由党は明らかに右翼政党であると定義できる。
するとオーストリアの自由党との余りの類似性に気付く。
連立入りし、言葉では民主主義を唱え体裁の良いことを言って
徐々に徐々に右寄りに舵を切り
気付いたら全体主義に支配されていたということになり兼ねない。
ヒットラーも合法的な選挙で選ばれナチスドイツの独裁者となった。
オーストリアの自由党に対して
EU各国やアメリカが警戒し行動を起こしているように
日本の自由党もこれ以上の進出を阻止すべきと考える。
忌わしい先の戦争の教訓から生まれた
日本の尊い平和憲法と平和主義を守るために。
ヨウジ