AWC ●『続・権力の陰謀』また偶然が    ヨウジ


        
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★タイトル (CKG     )  98/11/29  12:52  ( 29)
●『続・権力の陰謀』また偶然が    ヨウジ
★内容

 4年前から始めたネットワーク上での仕事ではまったく生活が成り立たず、
その上この不景気でほとんど売れなくなってしまったため、新聞の求人広告に
応募して見ました。昨日、ある人材派遣会社の説明会に行きました。
 ところが昨日の午後、最寄り駅に向かう途中、民家が建ち並ぶ一画にある駐車
場の20メートル位手前まで歩いたところで、息なりその駐車場から自転車に乗
った警察官が出て来てこちらに向かって来るではないですか。それでも私は知ら
ぬ顔で歩き続け、駐車場の真ん前まで歩いたところで何かあったのか確かめるよ
うに辺りを見回しました。しかし、車が何台か駐車されているだけで人影はあり
ませんでした。もし、その警察官が本当にその駐車場に職務上何か用があったの
なら、それは盗難車を捜す職務以外にはないでしょう。私はその絶妙のタイミン
グに通りかかったのであり、また偶然が起こっただけのことなのです。
 面接を終え、地下鉄の駅まで歩く途中で2台のタクシーが止まっているところ
を通り過ぎました。背後で乗客が降りて話声が聞こえました。
「そんな不利な契約結ばないだろうな」
「収入がないからしびれ切らして」
これもまた偶然であり、合わせて日に2回起こっただけのことです。そして16
年間毎日毎回偶然が起こり続けただけのことなのです。16年間執拗に偶然が起
こり続けただけのことなのです。25年半前に入った都庁の職場でこっ酷く虐め
られ憔悴仕切って止めたこととは何の関係もない出来事です。私は25年半も偶
然の出来事によって心理的圧迫を受け、悩み苦しみ疲れて挫折を繰り返して来た
に過ぎません。私がこの訴えを強めると警察や消防の出動頻度が増すのも偶然で
あり、ただそれが16年間続いただけのことです。長期間偶然が多かっただけの
ことです。つまり私が頻度の高い偶然を気にし過ぎただけなのです。


                                ヨウジ

P.S.頻度の高い偶然を起こすのに見張りは必要ありません。偶然だからです。




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