| 三宮晴樹とその友人達(1) ハロルド |
#6300/7701 連載 ★タイトル (GSA ) 98/ 4/14 1:29 ( 17) 三宮晴樹とその友人達(1) ハロルド ★内容 末っ子の友世が、居間で寝転がっておやつを食べながらテレビを見ているのを、 姉の皆世が注意していた。 「レディがそんなはしたないカッコしてテレビ見てんじゃないわよ!」 友世は、渋々自室へ戻った。廊下でその様子を伺っていた従兄弟の晴樹は、台所 へ入って叔母の信子に言った。 「皆世ちゃんって橋本総理みたいだね」 「あらそう?」皆世の母親は得意気だった。 「スハルトさんにIMFとの合意を承諾させたまではよかったんだけどね」 晴樹はそう言って立ち去った。信子は嫌な予感がして、足音を殺しながら居間へ 忍び寄った。そして中を覗いた。 「アメリカからは減税による内需拡大を迫られるってわけね」 信子は、居間で寝転がっておやつを食べながらテレビを見ている皆世の姿を見な がら嘆いた。 (98/04/04)
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