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★タイトル (NKE ) 97/ 5/24 16:40 ( 37)
実録 「受験生受難2」10巻
★内容
「・・・ホントにだいじょうぶなんですか」
「うん」
「・・・お願いします」
「そうか、じゃあ残りは出来次第渡してあげよう」
「これで、君は来春には晴れて大学生だ、良かったね、私も肩の荷が少し下りたよ」
「・・・どうも、ありがとうございます。よろしくお願いします」
それから、戸田律子と同じ手口で話を持ちかけた。
私のリスクに対する代償。君の秘密を握っておきたい。秘密とは勿論恥ずかしい写真を
撮らせること。代償と言われてピンときたものの、自分の裸写真を撮られるとは予想し
てなかったようでかなりうろたえた。
それに、仮にも文部省の職員がだなんて。私に対する尊敬の念がくずれ、代わって狡猾
で好色な中年男を強く意識し始めた様子である。。
当然、彼女は拒否した。がその声は、迷いがあるらしく弱々しい。
私の顔とベッドを交互に眺めている。
「なあ、君、頼むよ、ここまで来たんだから、ちょっとだけ我慢すればいいことじゃな
いか、写真だって君が秘密を漏らさないための人質みたいなもんで、絶対に公表はしな
いよ、それに私だって写るんだからね・・・」
「それで大学に入れれば、安いもんじゃないか・・・」
散々躊躇した挙げ句、写真は撮らず、なぜかビデオだけという条件で納得してくれた。
一緒に風呂に入ることを拒否した彼女は、部屋の隅で背を向けて衣服を脱ぎ、バスタオ
ル巻いて浴室に消えていった。
私は久しぶりの獲物に震えるような興奮を覚えた。
脱衣篭の中は、シャツに包まれた衣服が窮屈そうに置かれている。
真っ暗に電気を消された浴室からは、ザーザーとシャワーを浴びる音だけが聞こえてき
た。
「君ぃ、ここに着替えおいとくから、上がったらこれを着なさい」
と言って、セーラー服を脱衣篭にのせた。
数分後、バスタオルを巻いて出てきた彼女はセーラー服をとるなり怪訝そうな表情を露
にした。
「これ、着るんですか」
「そう、これなら君だってこと分からないだろう、他所の学校の制服だから」
そう言って、私もシャワーを浴びるため衣服を少女の前で脱ぎ始めた。
彼女はそれを見まいと、目を逸らしていたが、やがてワイシャツの中から現われた紫色
の派手なスリップのレースを見たときは、唖然としていた。
「驚いたかね、これは私の趣味なんだよ」
こんな変態中年男の正体を見せられて、思い余って逃げ出さないとも限らないと思い、
浴室のドアを開けたまま、彼女を監視するようにシャワーを浴びていた。