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★タイトル (PFM ) 95/ 7/22 15: 8 ( 94)
【地球環境】#1465 塩素は汲置で >ねるめろさん Mary
★内容
トリハロメタンの生成について不明なことが多いという件はこれで良
いですね。(長くなるので引用を省略します)
>》 こういう段階になってもなおかつこの議論は無意味です。水道水自体
>》に塩素が含まれているのですから、風呂水清浄剤を使って残り湯にまた
>》塩素を含ませることは新たな水道水を使うのと何ら変わりがないからで
>》す。
>
>ですから、何度も前に申し上げた様に「せっかく節水して上水を節約したのに、必要
>の無い塩素消毒を改めてする必要は無いではないですか」というのが私の主張の概要
>なわけです。風呂水清浄剤を使うのが必須であり、その結果として環境に対する影響
>は総合的に見て低減される、というのであれば、ここまでこの問題を引っ張るつもり
>は無いのです。
>
>しかしながら、以前に何度も申し上げました様に、私としては「その投入は必要が無
>いのではないか」という事から「風呂水清浄剤を使わない方が、結果として環境に対
>する影響は総合的に低減されるのではないか」と言っている訳です。
風呂桶の水の塩素はちょうど汲み置きしたのと同じで全て抜けていま
す。そこへ「風呂水清浄剤」を入れて塩素を復活させます。これで塩素
は水道水と同じレベルに戻ります。水道水と同じレベルに戻ったものが
する悪さは水道水と同じです。つまり「風呂水清浄剤」を使わないお家
も「風呂水清浄剤」を使う私のお家も自然環境に与える影響が同じにな
ります。節水効果だけが残るというわけです。
>例えて言うならば、車の空吹かし、というのがやや当てはまります。車というのはそ
>の本来の用途である走行中にも有害ガスを発生させ、ガソリンも消費します。そして
>昔の車に於いては、エンジンを停止する直前に一回空吹かしする事でエンジン内にガ
>スを残し、次回の始動時にエンジンがかかりやすくするという事をしたわけです。と
>ころが現在のエンジンでは、そんな空吹かしをせずとも次回簡単に始動できます。す
>なわち現在ではその行為は「ムダ」なわけです。ムダな行為の結果、ガソリンは消費
>され、そして有害ガスも発生します。それにまつわる量自体は通常の走行中に於ける
>ガソリンの消費量や有害ガス発生量に比べるとほんの僅かです。しかし、それはムダ
>な行為でしかも環境を悪化する要因が少しでも含んでいるのですから、すべきではな
>いのです。
せっかくの例え話ですが、空吹かしも有吹かしでも環境に悪いです。
車を止めれば100%地球環境に貢献できます。
>加えて、風呂水清浄剤に含まれる塩素の量が、果たして節約によって使用を免れた分
>より少ないのか、という事も不明です。ムダな行為に対してこういう事を考えるのも
>ムダというものですが、開放状態で、やや温かい湯船の中に発生する細菌を抑える、
>というのがこの化学薬品の主眼でしょうから、上水生成時に投入される量よりは多い
>であろう、という事が想像出来ます。
>
>従って、まず「ムダかどうか」を考えるべきで、上水使用における使用量と比べて云
>々、というのがまずナンセンスな問題で、ナンセンスな問題をわざわざ考えた先にも
>結果として環境悪化が予想されるのですから、そんなものは使用しない方がいいので
>す。
「風呂水清浄剤」使用による塩素の量は単純には比較できません。次に
「風呂水清浄剤」を投入するときには抜けてしまっていて排水には行か
ないからです。従って、風呂水を最終的に棄てる場合に排水に含まれる
塩素の量は水道水と道程度であると考えられます。
>》 前にも言いましたように、有機物は流しからも、風呂水清浄剤を使っ
>》ていないお風呂からも大量に流れ出します。また、排水される先の下水
>》道にも大量にあります。そこへどこの家庭からも塩素を含んだ水道水が
>》大量に流れ込みます。それがそれ程簡単に生成されるなら下水はトリハ
>》ロメタンだらけになります。膨大な量の水道水自体を塩素を使わない消
>》毒方法に変えない限りこの問題は解決しません。
>
>そのとおりです。この問題は「飲料水として提供される水に、現在の所しかたなく投
>入している塩素の問題」です。上水を生成するのにしかたないとはいえ、もっと安全
>で効果のある消毒法が見つかったなら、すみやかに塩素消毒をやめて欲しいものであ
>ります。
現代の科学を以てしても発明できないようですね。私だって発癌物質は
嫌いですから無くせるものなら無くしたいです。
>しかし、Maryさんが風呂水清浄剤をやめる事と、私がコレラで死ぬ事といったい
>何の関係があるのでしょう。何度もいうように、上水ではそれらの疾病を減少させる
>為に、飲料水に、泣く泣く塩素を入れているのです。飲料水に細菌が混じっていると
>なると、多くの人に直接身体に関わり保健衛生上大問題となるわけですから、そんな
>大きな問題と比較して初めて塩素の使用は黙認出来るレベルになるのです。現在では
>それすら黙認出来ない問題になってきているのです。飲料水として使用しない、特に
>必要とも思われない塩素とは、塩素の重みが違うわけです。
泣く泣くですか。伝染病が減って笑顔だと思いますが。当たり前にな
って塩素の有難味を忘れているのだと思います。
前述の汲み置きの話で言いましたように、「風呂水清浄剤」を使う使
わないに関わらず、塩素は排水されトリハロメタンは生成されてしまい
ます。特別に「風呂水清浄剤」を使う場合が悪いわけではありません。
「風呂水清浄剤」には保健衛生と節水という効果があります。決して必
要のないものではありません。どちらも大切なことです。ミクロで観な
いでマクロで考えてください。赤痢・コレラと塩素のデメリットを天秤
に掛ける話と同じです。
Mary(マリア)
P.S. 濁った臭いお湯のお風呂に入ったことありますか。一回でこうな
りますよ。