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★タイトル (CKG ) 94/ 4/10 21:49 ( 22)
●『続・権力の陰謀』 同士に殺らせろ ヨウジ
★内容
権力は日本の時代劇同様、敵は同士に殺させる。これは権力拡張のための常套
手段なのだ。敵を抹殺できるのは勿論、敵に組みする者を遠ざけると同時に、同
士の操と意欲を殺ぐことができるからだ。その同士は二度と逆らわないだろう。
また逆らうものは差別者と同じ運命を歩まされるのだ。
信一も今までこの方法で殺られ続けてきた。できるだけ信一に近い者に虐めさ
せる。初めは騙して信一が悪い奴であると言って虐め易くして、後では操も奪い
完全に傅かせる。兄達もとっくの昔に買収されていた。兄達にも社会的な立場が
あるから逆らえなかったのだ。兄達は敵の弟を陥れる策略に手を貸した。姉も知
った。何年も前から兄姉夫婦は皆冷たくなった。信一を虐めるようになった。で
も、信一は誰にも何も打ち明けずに、一人で耐えてきた。買収された人間に何を
話しても無駄だから。よって表向きは何もなかったかのように、平穏無事に過ぎ
ている。ただ一人信一だけが不幸になって行く。
会社でも同士に殺らせる。同じ種類の人間に殺らせる。しくじっても処分され
るは同士だから、どっちに転んでも権力の利益になる。月日を重ねるうちに次第
にこれが広まる。差別が広がる。皆怖くなり信一に近づかなくなる。信一が苦境
を深めるに従い、権力の独占が進行する。全てが右傾化する。司法も行政も立法
も、そしてマスコミさえも。
同士に殺らせろ。恐るべき『権力の陰謀』。
ヨウジ