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★タイトル (KCF ) 93/12/18 1:26 (162)
掲示板(BBS)最高傑作集74
★内容
(「掲示板(BBS)最高傑作集73」からの続き)
あなたは、何か大変なことが起こるのではないかと、非常に不安になりますが、
まだ体験しないうちから、「熱い」「痛い」「気持ちがいい」などと勝手に判断
するのは理にかなっていないと考え、すべてを成行きに任せることにして目をつ
ぶります。
焼き芋販売員は、あなたの目の前に到着すると、ひとつ大きな深呼吸をし、気
を落ち着けてから、右手に持った太くて熱い焼き芋を一直線にあなたの菊門に
“ブス!”
・・・・・・どうしてまたこうなるのでしょうか。先ほども申しました通り、私がい
ま書いているのは、「大きさの比較」なのです。
ともかく、どうにかこうにかして焼き芋が手に入ったら、あなたはそれを食べ
ます。
しばらくすると、腸内に「気体」が溜ってきますので、あなたは菊門を開放し
たくてしかたなくなります。
しかし、我慢してください。「気体」を出したくなったときに放出してしまっ
たのでは、大した量は期待できません。これでは、菊門の開きもせいぜい直径1
センチほどで、目標の「めいっぱい開いた状態」とは程遠いものです。ですから、
我慢して「気体」を腸内に溜めるのです。
しばらくすると、腸内の気圧は限界値に達します。それでもあなたは我慢する
のです。
自分の意志で「気体」を発射させる必要はありません。気圧が限界値をはるか
に超え、腸に穴が開きそうになったら、菊門は何もしなくても自然と一気に開く
からです。
「気体」が放出された瞬間は、よく目を見開いていることが大切です。その時
の菊門の直径をしっかりと記憶しておいてください。
ただ、発射された「気体」の風速が強かったり、「気体」の濃度が異常に高か
ったりすると、思わず目をつぶってしまうかもしれません。これでは、いままで
の苦労が水の泡です。
このようなことがないよう、あらかじめ「水中めがね」をかけておくのもいい
かもしれません。
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口をじかに見る方法
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さて、ようやく菊門がめいっぱい開いたときの大きさの目視計測が終了したら、
続いて口の計測に移行します。
鏡を使わずに菊門を自分の目で直接見るのは結構大変でしたが、口を見るのは
もっと大変です。
理論的には、眼球を顔の前に突き出して、下を見ればいいのですが、これが非
常に難しいのです。まさか、目の中に指を突っ込んで、眼球をほじくり出すわけ
にもいきません。眼球に指が触れただけでも非常に痛いのです。
ですから、なんとか眼球には触れずに顔から目を分離させなくてはなりません。
ここで、「そんなの絶対に不可能だ!」と思った方も多いのではないでしょう
か。
こういう方々は、高校時代に物理が不得意だったのでしょう。物理が得意の方
であったなら、「慣性の法則」を応用すればいい、とすぐに気付くからです。
「慣性」とは「物体が外部からの力の作用を受けない限り、元の状態を変えな
いという性質」のことです。頭の悪い人はよく分からないと思いますので、具体
的な例を挙げて説明します。
和式便器の中に「物体」が1つ横たわっていたとします。その「物体」は、外
部からの力の作用を受けない限り、つまり、足で蹴ったり、指で突いたりしない
限り、動かないということです。
これに対し、頭のいい方は、
「でも、やわらかめの用を足したときは、落下させた後、『物体』は徐々に広が
っていく」
だとか
「野菜をよく洗わないで食べた場合、出てきた『物体』の表面から回虫が顔を出
し、くねくねと動いている」
と言うかもしれません。
さすがですね。反論の余地がありません。どうやら私の挙げた具体的な例が悪
かったみたいです。
それでは、もうちょっといい例に変えさせていただきます。
机の上に消しゴムがひとつあったとします。その消しゴムは、外部からの力の
作用を受けない限り、つまり、指で触ったり、鉛筆でつついたりしない限り、消
しゴムは動かないということです。
「慣性の法則」は、静止している物体だけでなく、動いている物体についても
いえます。
例えば、坂を転げ落ちている犬のフンは、外部からの力の作用を受けない限り、
つまり、右足の親指と人差指の間に挟んでキャッチしたり、手で掴んで近くの民
家に投げ込んだりしない限り、坂を転げ落ち続けるということです。
この例に対し、頭のいい方は、再び、
「犬が下痢気味だった場合は転がらない」
だとか
「友人が地面に横顔をぴったりとつけ、口を大きく開いて待ちかまえていた場合
は、転がり落ちてきた犬のフンは友人の口の中で止まる」
と言うかもしれません。
やはりこれも、私の挙げた例が悪かったと言わざるを得ません。
そこで、これではどうでしょうか。
アイスホッケーのパックはスティックで叩くと、氷の上を一直線に滑ります。
パックは誰かが止めない限り、長い間滑り続けます。氷が5キロメートルほど続
いている場合は、途中で止まってしまうのでしょうが、それは氷とパックとの間
に僅かではありますが摩擦(外部からの力の作用)があるからです。摩擦がなけ
れば、パックは氷の上を永久に滑り続けます。これも「慣性の法則」なのです。
皆さんはこれで、「慣性の法則」がどのようなものであるか充分に理解できた
と思います。
それではこれから、この法則を使い、眼球を顔の前に突き出す方法について述
べます。
まず、広場でも道路上でもどこでもかまいませんから、とにかくおもいっきり
走り出してください。
そして、最速スピードになったと思ったら、急に止まります。
その瞬間、「動いている物体は外部から力の作用を受けない限り、動き続ける」
という「慣性の法則」に従い、眼球が前に飛び出します。
そしたら、眼球を下に向け、口の大きさを見るのです。
「そんなの可能かよ?」と思った方もいるかも知れませんが、日本には「案じ
るより産むがやすし」という諺があるのです。つべこべ言わずにやりなさい!
別の方法としては、止まった状態から、急に後ろに走り出すというのがありま
す。こうするとやはり、「静止している物体は外部から力の作用を受けない限り、
静止し続ける」という「慣性の法則」に従い、眼球が取り残される、つまり見方
を変えれば、眼球が顔の前に飛び出すということになります。
しかし、これは相当なダッシュ力がないと実現不可能です。最低でも、ソウル
オリンピックで見せたベン・ジョンソンのあのスタートダッシュを後向きでやれ
るくらいの瞬発力が必要です。体を鍛えてください。場合によっては薬に手を出
す必要があるかもしれません。
もうちょっと簡単な方法として、他の人に額を鉄パイプでおもいっきりひっぱ
たいてもらうというのがあります。
この場合、顔は当然、急に後ろに押されるわけですので、やはり、眼球が取り
残される、つまり見方を変えれば、顔の前に眼球が飛び出すということになりま
す。
しかし、鉄パイプで額を叩くこのやり方は、いきなりやると大怪我をする可能
性があります。
そこで、まずは割箸(わりばし)くらいにしておいて、徐々に硬いもの、重い
ものに変えていき、慣れたところで鉄パイプにするとよいでしょう。
いろいろと苦労はありましたが、とうとう菊門と口をじかに見ることができま
したね。お疲れさま。
さて、これまでの話を聞き、
「そんな面倒くさいことするよりも、菊門と口に適当な太さの筒状の物を差し込
めばいいんじゃないか?」
と思った方もいるでしょう。
その点についても説明しておきます。
この方法で菊門と口の大きさを比較するのはほとんど不可能です。というのは、
片方の穴には入るけれど、もう一方の穴には入らないといった適当な太さの物な
んて、そう簡単に見つからないからです。
ボールペン、マジック、自転車のハンドル、野球のバット、プロレスリングの
鉄柱、円形ポストなど何でも試してみてください。
おそらく、どれを挿入しても、菊門と口の両方に入る、あるいは両方とも入ら
ない、のどちらかでしょう。つまり、無駄なのです。
といっても、適当な挿入物がまったくないわけではありません。あまりお勧め
したくないので言いたくないだけです。
でも、頭のいい方はもうお気づきになられ、中には既に実行なさった方も多い
と思われますので、思い切って公表します。
それは、菊門がはち切れそうになるほど太い用を足した時の「物体」です。
この「物体」を口に挿入してみるのです。口に入らなかったら、菊門のほうが
大きいということになりますし、入った場合は、口のほうが大きいということに
なります。
この方法は、準備するものがなく、他人の助けをいっさい借りずに実行できま
すので、一番手軽と言えます。
これを行う場合、歯並びが悪い人は注意しなければなりません。
口に挿入していくときに、内側に突き出た歯に「物体」の表面が削り取られ、
それが唇の内側と歯茎の間にたまっていきます。やがてこの空間がいっぱいにな
りますが、そうなるともう、「物体」をのどの奥に押し込むことができなくなっ
てしまいます。
また、「物体」の表面にとうもろこしがついていた場合は、歯がそれにぶつか
り、やはりそれ以上挿入できなくなります。
ですから、この方法を実行する場合は、歯医者に行って、歯の矯正を行ってお
きます。
矯正歯科に通うと、歯並びがよくなるまで針金を歯の表面にくくりつけておく
のですが、これをはずすまでにはかなり時間がかかるものです。そこで、矯正が
終わる前に我慢しきれず、針金がついたまま、「物体」を口に入れてしまう方も
出てくるでしょう。そうなると、内側に突き出た歯に削り取られた「物体」の
「削りかす」が針金にからみつき、なかなか取れなくなります。
これで終わりです。掲示板(BBS)最高傑作集75をお楽しみに。
フヒハ