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★タイトル (KCF ) 93/ 8/28 22:15 (195)
掲示板(BBS)最高傑作集64
★内容
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風呂で用を足したくなったら [8/1]
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みなさん、こんにちわ。風呂の中でおならをして、あぶくが湯面に浮き上がっ
てくるところを観賞するのが趣味のフヒハです。
先日、それを見ようとして風呂の中でふんばったところ、気体(おなら)では
なく、固体が出てきてしまいました。しかし、その固体が湯面に浮き出る前に、
風呂の水を手でおもいっきりかき回して溶かしましたので、別に問題はありませ
んでした。
皆さんの中には、浮き上がってくる気体を湯面に広げたタオルの下に捕らえ、
しばらくの間、タオル内に溜めておき、心の準備が整ってから中の匂いを嗅ぐと
いう高尚な趣味を持っておられる方がたくさんいらっしゃることと思いますが、
変態だと言わざるを得ません。また、匂いを嗜む時は、気体で膨らんだタオルに
鼻を近づけ、手で一気にギュッと握って気体を絞し出すという非常に凝った技を
披露なさる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり変態です。浮き上がって
タオルで捕らえたものが気体でなく、万が一固体であった場合は、膨らんだタオ
ルを握った時に、ところてんを押し出したときのように中味が何本もの細い筋と
なって湯面に広がります。風呂の水をすぐにかき回しましょう。
さて、前置きはこれくらいにして、皆さんは、風呂に入っているときに用を足
したくなることがよくあるのではないでしょうか。その時、皆さんがとる行動は
以下の3つに絞られます。
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行動1:急いで風呂からあがり、脱衣所で体をふき、タオルを体に巻いてトイレ
に直行し、中ですっ裸になって用を足す。
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行動2:浴槽内ではまずいと思い、湯舟から出て、体を洗う場所で用を足す。
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行動3:浴槽内でやる。
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それではこれから、行動1〜3についてそれぞれ詳しく解説していきます。
行動1の解説:
これはやったことがある人はわかると思いますが、用を足すときに、いつもと
相当違った感じがします。
脱衣所において、急いで体をタオルで拭いたため、トイレに入ったときには体
は完全には乾いていません。ですから、洋式便器に腰掛けた場合は、便座に触れ
た尻がじめじめするし、和式便器にしゃがんだ場合でも、膝の裏側の関節部分が
じとじとして非常に気持ちが悪いものです。
普段だったら、ズボンやスカートと下着を下げた状態で用を足しますので、下
腹部だけがスースーします。しかし、風呂から急いで上がった場合は、すっ裸で
用を足すことになりますので、上半身までスースーして一種異様な気分になりま
す。
また、浴槽内でもよおしたのが髪を洗った後であった場合は、用を足している
途中に、頭から水滴が体を伝って流れ落ち、下腹部にまで達してしまいます。で
すから、切れ痔を患っている人が髪をシャンプーした後によくすすいでいなかっ
た場合は、痔の切れ目にシャンプーが染み込み、かなり痛いはずです。
用を足した後、
「どうせ風呂に戻るんだから」
と言って、トイレットペーパーで尻を拭かずにトイレを出る人がいますが、これ
はあまりほめられることではありません。体が完全に乾いていない時に、しばら
く裸でいると、夏でも寒く感じるものです。ですから、体が記憶力の悪い人は、
風呂に戻ったら、
「おー、寒ーい!」
と叫びながらすぐに湯舟に飛び込んでしまいます。
行動2の解説:
「小」だけなら、これはかなりの人がやったことがあるでしょう。終わったら
浴槽の湯を桶ですくい、水をかけてしまえば、次に風呂を使う人はまったくわか
りません。
シャワーの水を下腹部にかけながら「小」をするという方法もあります。これ
だと、出た瞬間に水で薄められるため、色も匂いもわからずに「小」を済ますこ
とができます。ただし、この方法には注意しなくてはならない点がひとつだけあ
ります。下腹部へシャワーをかけるときは、あまり刺激の強くないようにすると
いうことです。壷にはまった場合は、思わず悦に入ってしまい、次の人が入って
きたのに気付かずに歓喜の声を発し続けていたなんてことになりかねませんので、
充分に気を付けてください。
それでも、まあ、「小」だけならさほど問題はないと言ってもいいでしょう。
「大」の場合は相当な工夫が必要になってきます。
体を洗う場所で「大」をやった場合、桶で水をかけ続けたとしても、なかなか
移動してくれません。浴槽の水を使いきったとしても、「大」はせいぜい、排水
溝止まりで、溝の中には消えてはくれないでしょう。ナイフで切り刻んでからス
プーンやフォークで排水溝に押し込みたいところですが、風呂場はキッチンでは
ないので、そんなものあるわけがありません。風呂場にあるのは、浴槽をかき回
す棒、桶、洗面器、タオルくらいで、どれもあまり役に立ちません。
また、「大」をやった後の処理に手間取ると、匂いが風呂場内に充満してしま
います。こうなると次の人が風呂に入ると、
「あれ? トイレに来しゃったわ・・・・・・。私はてっきり風呂だと思ったわ」
と言って出ていってしまうことになりかねません。
そこで、次のようになさってはいかがでしょうか。洗面器に水を張り、その中
に「大」をするのです。そして、風呂からあがる時に洗面器を脱衣所に持ってい
き、体を拭いて服を着たらトイレに行き、洗面器を便器の上でひっくり返すので
す。こうすれば、匂いの点も解決です。洗面器内の水の中に「大」が沈んでいれ
ば、匂いが外に拡散しないからです。
ただし、風呂場において、洗面器からあふれんばかりの「大」をしてしまった
場合は問題です。この場合は、張ってあった水はすべて流れ出ているはずで、単
に洗面器の中に「大」がこってりとのっているという状態にすぎません。これで
は、匂いは周囲に広がりますし、脱衣所からトイレに通じる廊下で洗面器から
「大」をこぼしかねません。また、たとえこぼれないように慎重に運んだとして
も、落ちていたスリッパにつまずき、廊下に中味を全部ドサッと落しかねません。
ですから、「大」の量が多い場合は2回に分けるといいでしょう。すなわち、
風呂場の洗い場において水を張った洗面器にすべてを一度に出すのではなく、そ
こでは水面から「大」の一部が顔を出さない程度にとどめ、脱衣所で服を着てト
イレに行って便器に捨て、もう一度風呂場に戻り同じことを繰り返すのです。も
ちろん量がさらに多ければ3回、4回に分けて同じことを繰り返します。
これで完璧と思えるかもしれませんが、残念ながら、まだ、難しい問題が残さ
れています。それは、洗面器で「大」を運んでいる途中、廊下で家族に見つかっ
た場合どのようなリアクションを取るべきかです。今の私には、これといってい
いアイデアが思いつかないのでみなさんは自分なりに考えたリアクションをして
ください。いずれにせよ、「大」が入った洗面器を両手で抱えた状態での家族と
の遭遇は、家族会議あるいは親戚会議に発展する可能性が多分にあり、あなたの
今後の人生を左右しかねませんので、くれぐれも慎重なリアクションを心がけて
ください。
一つ言い忘れましたが、洗面器に張るのはお湯ではなく必ず水にしてください。
お湯だと沈めたものが溶けてしまう可能性があり、家族が「下痢でもしたの?」
と心配してしまいます。
行動3の解説:
これが一番シンプルですっきりした対応ですね。この場合、何ら特別の行動を
起こす必要がなく、浴槽内で素直に体をリラックスさせればいいからです。
「小」だけなら浴槽内のお湯にはほとんど変化はありません。不都合な点を強
いて挙げるならば、透き通ったお湯を通して今までは鮮明に見えていた下腹部が
若干見えづらくなることくらいです。でもこの問題は、顔を下腹部に近づけるこ
とにより簡単に解決します。つまり、湯面に顔を接近させるということです。そ
れでも不十分な場合は、湯舟に顔を突っ込んで観察します。
「お湯の中で目を開けると、目が染みるよー」
とおっしゃる方は、水中メガネをつけて風呂に入ってください。また、
「お湯の中では息が続かず、長時間観賞できない」
と文句を言う方は当然、酸素ボンベを背中にしょい、スキューバダイビングをす
るときとまったく同じ格好をして風呂に入ります。
ここで、スキューバダイビングをするときは必ず「もり(魚を突き刺す槍)」
を手にしないと落ち着かないという人は注意してください。「もり」を浴槽に持
ち込んでも、もちろんかまいません。しかし、しばらく熱い風呂の中にいると、
のぼせあがって、自分が今何をしているのか忘れて、
「あ! いそぎんちゃくの陰に何か隠れている!」
と訳のわからないことを言いながら、「もり」で下腹部を一突きしてしまう可能
性があります。ですから、「もり」の先には必ず安全キャップをつけておきまし
ょう。
以上のことから、注意さえ怠らなければ、浴槽内での「小」は大して問題では
ないことがわかります。しかし、「大」はちょっとばかし大変です。
「大」は「小」と違い、腸のぐあいにより「硬さ」が異なります。「大」の硬
さというのは、細かく分ければ1000種類くらいになるのですが、それをひと
つひとつ解説するのは面倒なので、ここでは、「硬い大」「普通の硬さの大」
「やわらかい大」「限りなく液体に近い大」の4つに分類して話を進めてまいり
ます。
(1)硬い大
これを体外に出すときは非常に苦労します。時には出るまでに20分くらいか
かることもあります。また、どう考えても出ない太さのものを強引に出そうとす
ると、結局は血を見ることになります。
そんなことはどうでもいいのですが、風呂にしろ、プールにしろ、水の中では
必ず浮力(物が自分で浮かぶ力)が存在します。この浮力があるため、浴槽内に
座った状態で「硬い大」をすると、真下に突き出し始めた「硬い大」が浴槽の底
を押していくため、自分の体が徐々に浮き上がってきます。そのままほおってお
くと、やがて、全身が湯舟から完全に浮き上がってしまう可能性があります。つ
まり、「硬い大」で支えられてはいますが、体が浴槽上の空中に浮かんでいるよ
うに見えるのです。そうなったときに、家族が風呂に入ってきたらあなたは完全
にアウトです。
理解のある家族だったら、そんなあなたを見て、
「すごーい! サーカスに出て金儲けできるかも!」
と言って拍手してくれるかもしれませんが、敬虔なクリスチャンの家庭の場合は、
「アーメン!」
と言って右手で十字を切り、すぐに風呂を飛び出し、司祭のところへ悩みの相談
に行くのではないでしょうか。
また、みんながお互いに憎しみ合っている家庭の場合は、宙に浮いたあなたを
見て、
「ハイ、ポーズ!」
と言いながら、カメラのシャッターを押し、現像した写真を町内に配り歩くかも
しれません。ですから、あなたは、カメラを向けられたときのいつもの癖で、両
手でVサインをしてしまうということのないよう、充分に気を付けてください。
このようなことにならないよう、風呂の中で「硬い大」をした場合は、ある程
度の長さになったところで「大」に空手チョップを浴びせます。
折られた「大」は、しばらくすると、湯舟の表面に浮き上がってきます。「大」
が浮き出る地点は、浴槽内の水の流れ、あなたの姿勢、空手チョップの角度など
により異なりますので、予想することはできません。
もし、折られた「大」が、顔のまん前に浮き上がってきた場合は、思わず口を
真一文字に閉じて鼻をつまんでしまいそうですが、どちらかというとこのほうが
いいのです。「大」が目の前に浮き出てきた場合は、すぐに手で掴み、風呂の窓
を開けて、外におもいっきり投げてしまえばいいからです。なお、手りゅう弾を
投げたわけではないので、放った直後に体を伏せる必要はありません。ただし、
これができるのは、田舎に住んでいる人だけです。東京でこれをやってしまった
場合は、風呂の外の路上から、
「痛い! 誰だ、こんな事をしやがったのは?」
という怒鳴り声が聞こえてきます。
このような場合は、さほど心配する必要はありません。なぜなら、投げられた
「大」に当たった人は、怒鳴ることができたので、一瞬にして気を失うほどの重
傷を負ったのではないとわかるからです。まずいのは、「大」を投げた後、風呂
の外から、
”ボコッ!”
という衝突音の後に、
”ドサッ!”
という、人が地面に倒れたときの音が聞こえ、その後、
「あれ、誰か道路に倒れている・・・・・・。どうしたのかな? ・・・・・・キャー! 死
んでる!」という何者かの悲鳴が聞こえてきた場合です。
(「掲示板(BBS)最高傑作集65」に続く)