#446/1336 短編
★タイトル (TEM ) 95/ 4/23 8:54 ( 27)
全部嘘 うちだ
★内容
見世物小屋で見た、シャムの双生児がうたう二重奏。
とか、惑星キン・ザサの上で繰り広げられる狂った旋律。
が、あたしの右と左の耳の中で鳴り響いている。
だから酔っ払いってキライ。望むものはどこにあるんだろう。
都会に住んで見失うもの、田舎に暮らして見えないもの。
極端になるのなんか簡単だ。悲観って楽ちんだし。
さっきあたしの耳元で愛をささやいていた男が、
あたしがゲロを吐いているほんの数分の間に
別の女と抱きあっていたりする。
どこにいってもこんなものしかないのが、あたしたちの限界。
そうやって誰をも巻き込む個人的な憂鬱。
なんてのは全部嘘で、世界はもっともっとかんたん。
だといいっすねー。
(あとがき)
なんて言うんだろ言葉がみつからない なんてごめんなさい、だけど
例えば運動という一つの事にしてみても、それを快感とする人もいれば
苦痛に感じる人もいるわけで、もっと細かくするとその苦痛が快感だとする
人や、苦痛なのに「快感だ」と思い込もうとしてる人もいるんではないか。
私の言葉は私が伝えようとしたカタチで人に伝わったかどうか
私は伝えようとしていたのか、単に共鳴してほしいだけなのか
なんて言うんだろ言葉がみつからない。とりあえず元気です。
生活に支障ないです。